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zoom RSS くもりガラスの向こうは、『半落ち』。

<<   作成日時 : 2005/01/15 21:04   >>

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『ブエナビスタソシアルクラブ』と『半落ち』の関連性。」について
さて、『ブエナビスタソシアルクラブ』を見た後に、
『半落ち』
を見たわけですが、
その話をするのをすっかり忘れてました。
だから今日したいと思います。
いい映画です。

親がすごく『半落ち』を見たがっており、
TSUTAYA(以前このTSUTAYAで二度傘を盗まれました)で借りてきたのですが、
なんやかんやあって私も見るはめに。
しかも『ブエナビスタソシアルクラブ』見た直後に。
二つともいい映画なのですが、
あまりにも映画の色が近い過ぎます。
パスタ食った後に精進料理って感じです。まぁいいか。

ある日、元警部で警察学校の教職に就く梶聡一郎(寺尾聡)が、
妻を殺したと自首してきた。
聴取を担当する志木刑事(柴田恭兵)は、
梶の供述を聞くが、「なにか隠している」と感じる。
「アルツハイマー病の妻・啓子(原田美枝子)の「殺して」という願いに、
耐え切れなくなって首を絞めて殺した」という梶の供述だが、
梶は事件から3日後に出頭してきたのだった。
その間の空白の2日間、梶はなにをしていたのか。
梶は頑なに黙秘を続けるが、
やがてマスコミが騒ぎ始めると、
県警幹部は梶の供述の偽装をしようと計画する。


最初のイメージでは、ひどく重苦しい話なのかと思いましたが、
確かに辛い話ではあるものの、
驚くほど緩やかに、やさしく時間が流れていく感じがしました。
このへんは寺尾聡(ルビーの指輪)が持つ独特の空気によるものも大きいでしょう。

ルビー演じる梶という男の人間性が、
周りの人々、そして映画を観るもの心を動かしていきます。
梶と話をし、梶という男とこの事件の真相に近づくにつれ、
検事(伊原剛志)や弁護士(國村隼)、若い裁判官(吉岡秀隆)などの心に、
さまざまな波紋が落とされていくのです。
仕事、親子、妻…。
それぞれが人生について、ふと我にかえるように目覚めた時、
彼らはみな、『絆』というものに気付くのです。
この映画を観た人は、彼らと同じように、
まるですべてを悟っているかのようなベージュのコート演じる梶の表情を見ながら、
自分を取り巻く『絆』というものに気付かされるでしょう。

最後の結末はあまり言いたくありませんが、
印象的な一言で締めくくられます。
シンプルでストレートな言葉。
こういう一言でどーんと終わる映画はたまらないです。
そのへんが、私がチャップリンの『街の灯』という映画を好きなところにも通じますが。

4時間ぶっ通しで映画観たことは辛かったですが、
観てよかったと思いました。
見終わった後、私の頭の中は、

「誕生石なら、ルビーなの」

という言葉が渦巻いたのでした。

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横山秀夫:「半落ち」(映画)
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内 容 ニックネーム/日時
uchi-aさん、こんにちは。りょーちと申します。
(勝手に)トラックバック送っちゃいました(^^:
私は、映画を見る前に小説を読んだのですが、小説の方もかなりイケてました。
横山秀夫さんはかなり好きな作家で、映像化は非常に喜ばしく思っております。
>ルビー演じる梶という男の人間性が、
(^^;
もしかすると若い人はルビー=寺尾聡がわからないかも知れませんね。
映画について沢山言及されていらっしゃいますが、りょーちの最近のヒットは「オペラ座の怪人」でした。試写会が当たったので何の気なしに見に行ったのですが、「かなーりアリ!」でした。
ではでは。
りょーち
2005/03/28 22:48

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