uchi-aぶろぐ

アクセスカウンタ

zoom RSS 『アメリカン・ラプソディ』

<<   作成日時 : 2005/01/18 12:29   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 5 / コメント 10

画像
先日、
『ロスト・イン・トランスレーション』
を見て、
しっとりまったり東京のネオンと、
スカーレット・ヨハンソンの湖に浸った私ですが、
その勢いで昨日、今度は、
『アメリカン・ラプソディ』
という映画を借りてきました。
同じくスカーレット・ヨハンソン主演です。
もはや私、彼女に夢中で、
携帯の待ち受けも彼女になりました。

当初は『真珠の耳飾りの少女』を見てみようかなと思ったのですが、
まだ1週間レンタルではないらしい。
仕方なくあきらめ、力石のようなノーガードのポーズで、
ふらふらとTSUTAYAの中を彷徨っていたら、
(ちなみにこのTSUTAYAで、私は以前に2度傘を盗まれました)、
ふと目に入ったのがこのDVD。
パッケージにはまたしてもスカーレット・ヨハンソンが。
これは借りるしかないです。

1950年代ハンガリー。
スターリンによる共産主義下のこの国にある家族が暮らしていた。
ある日、この家族は"鉄のカーテン"を突破しアメリカに亡命する。
しかし事情で、生まれたばかりの一番下の娘・スーザンをあずけて。
スーザンは一旦ハンガリーに残るだけの予定だったが、
結果約束は果たされず、そのまま6年の歳月が流れる。
スーザンの母(ナスターシャ・キンスキー)は懸命の努力で、
スーザンとの再会を果たす。
しかしもはやスーザンにとって、実の家族の記憶はなく、
あの後里親として預けられた夫婦が「パパ」と「ママ」であった。
その後成長したスーザン(スカーレット・ヨハンソン)は、
彼女を気にかける母親のあまりの束縛に耐え切れず衝突。
そして1人、自分を見つけるため、故郷であるハンガリーへと向かう。


2001年のアメリカ作品で、日本では劇場未公開
監督・脚本のエヴァ・ガルドスの実体験を描いた実話です。(エヴァ・ガルドス=スーザン)
本人が監督しただけあって、
まるで自らの思い出をやさしくこちらに語りかけてくるかのように、
過度な表現もなく、それでいて歴史的事実には忠実に作られています。

若くして、実の親と育ての親を持ってしまったスーザン。
アメリカで愛されて育てられたものの、
成長した彼女は「2つの家族」の中で自分を見失い、実の母親と衝突します。
(「実際は映画よりもすごかった」と、DVD特典映像の中で監督本人が語っています。)
そんなスーザンの心の支えとなったのは、
誰よりも実の父親であるように見えました。
忙しいながらも彼女を思い、しっかりと守り続けていたように感じます。
なんて良き父親なんでしょう。
女の子だったら、「あんな父親が欲しい」と誰しも思うかも。

政治的理由でひきさかれてしまった家族の物語。
もちろん幼い娘と離ればなれになってアメリカで暮らすことになった家族も、
実の両親と暮らせなかったスーザンも本当に悲劇です。
しかし最も悲劇なのは、里親となったハンガリーの夫婦かもしれません。
政治に翻弄され、いずれ自分達から離れていくことを承知で、
スーザンを実の娘と同じように育てていったのです。
彼らからしたら、スーザンはまぎれもなく「実の娘」であり、
その娘を突然奪われてしまうのですから、
表現できないくらいの喪失感と悲しみだったでしょう。

しかし、なによりの救いは、
「スーザンがみんなから愛されて育てられてきた」ということ。
この点は本当に幸せだと思います。
みんなからの愛が、最後の感動的なシーンにつながっていきます。
そして1人ハンガリーに行くと決意したスーザンは、強い女性だと思いました。

さてさて、スカーレット・ヨハンソンですが、

やっぱりかわいいです!!

あ、でもかわいさだけなら、『ロスト・イン・トランスレーション』の方がいいかも。
今のところ彼女には、あまりドラマチックではなく、
日常を切り取ったようなストーリーが似合う気がします。
これは『真珠の耳飾りの少女』も見ないとね。
しかし彼女、正直作品にも恵まれているなぁ。ノッています。

【トラックバック】
「アメリカン・ラプソディ」DVD
アメリカン・ラプソディ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(5件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「アメリカン・ラプソディ」DVD
監督・脚本 エヴァ・ガルドス 出演 ナスターシャ・キンスキー、トニー・ゴールドウィン、スカーレット・ヨハンソン ...続きを見る
AYAKO’s MOVING CASTL...
2005/01/18 23:21
Lost in Translation
昨日今日観たわけではないのですが、わすれないうちに書いておきます。まず前半部分、笑い転げていたので、アカデミー賞の脚本賞を取ったことは頷けます。本業の俳優業がふるわず、日本のサントリーのCMの撮影に来日した「中年の危機」真っ盛りの中年男(ビル・マーレイ) ...続きを見る
言語学研究室日誌
2005/01/19 10:55
アメリカン・ラプソディー
これはお勧めです。 特にお嬢さんをお持ちの方は一緒にご覧になると良いと思います。 泣けます。 ハンガリーからアメリカに亡命した家族が、亡命時に赤ちゃんだった主人公をやむなくハンガリーに残していきます。 ...続きを見る
White Flowers
2005/01/20 20:50
アメリカン・ラプソディ
主演スカーレット・ヨハンソン、ナスターシャ・キンスキー、トニー・ゴールドウィン、ラファエラ・バンサギ 監督・脚本エヴァ・ガルドス 製作2001年、アメリカ ...続きを見る
a story
2005/04/24 20:03
アメリカン・ラプソディ
第2次世界大戦、粛清の嵐吹き荒れるハンガリーから亡命する一家。赤ちゃんだった次女はやむなく農家に里子に出される。無事アメリカに渡った後も、母親が考えるのはいつも残してきた次女のこと。あらゆるところに訴えてやっとハンガリーから引き取った次女だが、なかなかアメリカになじめ ...続きを見る
cinema note+
2005/06/06 00:24

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。TBありがとうございました。
私もTBさせていただきました。
私もスカーレットは素敵な女優だと思います。
「真珠の〜」も凄く良かったです。
映画館へ行って観てしまいました。
とても美しかったです。
ぜひ楽しみにして観て下さいね。
それでは よろしくお願いします。
AYAKO
2005/01/18 23:33
トラックバックのお返しありがとうございました!
「真珠」は絶対見ますよ!!私も当時映画館行こうか迷ったんですけどねぇ。
スカーレットは飾っていない感じなとこがいいですよね。
また遊びに来てください!
uchi-a
2005/01/19 00:35
こんばんは。コメント有り難うございました。スカーレット・ヨハンソン、良かったですね。あのミステリアスな雰囲気がなかなかです。ジュリア・ロバーツのような一つの役(プリティーウーマン)しかできない女優とはひと味も二味も違います。この点でいうと、ケイト・ブランシェットも好きです。違う役を演じると、全く分からなくなるところが凄いです(DVDのケースを見れば出ているはずなのですが、バンディッツとギフトの両方に出ているとは信じられませんでした)。
wnm
2005/01/20 17:44
コメントどうもです。
スカーレット・ヨハンソンはこれからどんな役をやっていくんでしょうねぇ。
実は『バンディッツ』も『ギフト』も見てないのですが、
私が見た彼女の出演作品を後から調べてみると、
「あ、これに出てたんだ!!」みたいに思う時があります。
その映画や役にピタッと染まるんでしょう。
でも私は結構似たような役ばっかりっていう人も好きです。
uchi-a
2005/01/20 19:22
トラックバック有り難うございました。
私も生まれて初めてのトラックバックやってみました。できた〜!!
uchi-aさんの解説すばらしすぎてトラックバックするのはちょっとはずかしいですが。
「真珠」も彼女なのですね。私も楽しみにして見ようと思います。
みも
2005/01/20 20:56
みもさん、お返しありがとうございます!!
記念すべき第1回トラックバックが私のブログとは光栄ですよ!!
「素晴らしすぎる」とはもったいない限りです(笑)
「真珠…」早く見たいなぁ。
はやく7泊8日にならないものか・・・3泊4日ではだめです!
uchi-a
2005/01/20 21:02
こんなところからお邪魔します!
こないだ人生初☆1人映画館デビューを果たしてきたのですが、スカーレット・ヨハンソンが出てる&監督がウッディ・アレン作品!
思わずuchi-aさんに報告せねば!と思った次第です。
佐藤にとって初・アレン監督作品。
衝撃の展開でした。
もう、ビックリさせられました。いろんな意味で。
日本公開はいつか分かりませんが、観た暁にはuchi-aさん的なツッコミ解説が読みたいです。
佐藤
2006/02/05 11:40
佐藤さん!すごいとこからどうもです!
お、噂の映画をはやくも見たのですね!?さすが本場☆
日本では今年中に公開するかどうか…(笑)
ビックリですか…どうなんだろう。
私はだいぶ彼のビックリにはなれました☆
常に設定が無茶だったりしますから。ああ、楽しみ♪

それにしても、人生初だったんですね!!
uchi-a
2006/02/06 00:12
とりあえずビックリしました!
これしか感想を表現する言葉が見つからないくらい(笑
主人公の男はテニスプレーヤーなんですが、ものっそい勢いでテニス関係ないですし!(あ、ちょっとは小物で関係してますが)
早くuchi-aさんの感想が聞きたいです(笑
佐藤
2006/02/06 13:14
なるほど、それは期待できますね(笑)
基本的に職業設定とかあんまり意味ないですから、彼の映画は☆
「神経質の男」と「強い女」さえあれば、
アレン映画は成り立ちます(笑)
uchi-a
2006/02/07 23:21

コメントする help

ニックネーム
本 文
『アメリカン・ラプソディ』 uchi-aぶろぐ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる