uchi-aぶろぐ

アクセスカウンタ

zoom RSS 『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』

<<   作成日時 : 2005/04/05 23:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 6 / コメント 2

画像
重厚・『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』。」について
さて昨日は、ようやく、
『ビヨンド the シー』
を見に行きました。
構想10年という、ケビン・スペイシー渾身の作品。
ケビン・スペイシー好きの私からしたら、
公開前から「これは行かなくてはぁ」って感じでいたのですが、
なんだか他に見たい映画も多かったし、
おまけに『エターナル・サンシャイン』に感動し、
『ベルヴィル・ランデブー』で幸せな気分になったりして、
その余韻に浸っている毎日だったので、
他の映画を見る気がそれほどしなかったのです。

しかし!
そんな感じで油断していたら、
今週いっぱいで銀座の公開が終わるとのこと。
もうこうなったら選択肢はありません。
今風に言えば、「やるっきゃない!」です。
ということで、昨日行ってきたわけです。

劇場は「シネスイッチ銀座」
「シネスイッチ」・・・、いい響きです。
「モッズヘアー」に通じるスタイリッシュさがある言葉です。
こう見えても私、今回が初シネスイッチでございました。
「初モッズヘアー」です。



幼い時の病気が原因で、
15歳までしか生きられないと告げられたボビー。
彼は母の支えで、短い人生の中で、
シナトラのようなエンターテイナーをめざすと決める。
生き急ぐかのようにショービズ界を走り抜けるボビー。
彼は次々に成功おさめるが、徐々に時代の流れからずれはじめる・・・。
そんな中で、ボビーは自分の家族に関する大きな秘密を知る。


正直「見たい」と思ってはいたものの、
若干半信半疑なところもありました。
実際のボビー・ダーリンという歌手についてまったく知りませんし、
こういう映画(役者が人生をかけているような映画)って、
その役者のこだわりとか、自分がやりたいことが前面に出てしまって、
お客さん置いてけぼり、みたいな場合があるからです。
ジム・キャリーの『マン・オン・ザ・ムーン』なんかもそうかも。
という感じで、警戒しながら見たのですが、
見た率直な感想は、

んー、やっぱり若干置いてけぼり。

ただ私は、この置いてけぼり感も結構好きなので、
「ケビン・スペイシー、頑張ってるね」
って感じで楽しく見させていただきました。
とにかくケビン・スペイシー、歌が上手!
この映画のためにボイトレを何年間も重ねただけあります。
あまりこういう感じの音楽を聞かない私ですが、
素人的に、単純にそう思いました。

そしてダンスシーンもすごい切れがありました。
若干見ているうちに、『ムトゥ・踊るマハラジャ』のように見えてきましたが、
とにかく切れ切れの動きにはびっくり。
そしてやっぱり私はここでも、
「ケビン・スペイシー、頑張ってるね」
って気分になりました。

ギャグも結構入ってます。
でもそのギャグは、ある同じ類のギャグをすごい押してきます。
かなりベタです。
具体的にはネタバレになってしまうのでショナイですが、
とりあえずシネスイッチの年配層の方々は結構笑ってました。
家でDVDで見ていたら笑えたかもしれませんが、
あのお客さんに混じってのシチュエーションでは笑いにくかったです。

ああいう、なんて言いますか、
「おしゃれ年配」的な方々の笑い声を聞くと、
私はすごく冷めてしまいます。
前に恵比寿ガーデンシネマ(ここもスタイリッシュですね。ハーバルエッセンスです)で、
ウッディ・アレンの『おいしい生活』という映画を見た時も、
ギャグの度にとなりのおばさまが、

「あはははは。やだもう・・・。あははは。」

という、「おしゃれ年配笑い」をしていたので、
ギャグ自体は面白かったんですけど、若干冷めてしまう部分がありました。
芸能人で言うと、楠田枝里子さんがこの笑い方をします。
楠田枝里子さんが笑うと、私は笑えません。
わかってくれる方いますかねぇ。

でもトータル的に私は嫌いじゃないです。
この手の映画をダメな人って世の中にたくさんいると思いますが、
私はこういう「作り手の意図が見える映画」って好きです。
この映画の場合は、ケビン・スペイシーの意気込みというか、

「ボビー・ダーリンという題材を通して、自分を映画に記録している」

感じが、とても自分中心で、
それでいて「でもケビンってすごいな〜」っていうのがわかって、
私としては、十分アリな映画だと思います。


ただ、途中あるシーンで、
長年の夢が叶ったボビーが仲間と大喜びするシーンがあるんですが、

あれはイヤです。

あんな喜んでいるケビン・スペイシーは見たくありません。
あんな喜んじゃダメです、ケビン・スペイシーは。
「くすっ」とか「にやっ」じゃないと。

とりあえず、
ケビン・スペイシーという俳優が好きな方には、おすすめの映画。
そして実際のこの映画の主人公・ボビー・ダーリンを知っている方に。
音楽やダンスは本当に素晴らしいので、
だららんと気張らずに映画を見たい!っていう時にはいいかもしれません。
私もサントラ買う予定でございます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(6件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【ビヨンドtheシー】
ケヴィン・スペイシー、ケイト・ボスワース ジョン・グッドマン、ボブ・ホスキンス 出演のヒューマン。 公開日2月26日 ...続きを見る
ココアのお部屋
2005/04/08 12:43
ビヨンド the シー 夢見るように歌えば
前評判の大変高い作品で、公開前から期待していたのだが、映画館によって上映スケジュールが区々であったために、結果、最終日に滑り込み鑑賞になった。とはいうものの、筆者の周りの特に音楽関係者の間では大変評価が高く、周辺で見ていないのは自分だけという状況だった。そして、結果は大変満足のいくつたものあった。 ...続きを見る
利用価値のない日々の雑学
2005/04/08 19:23
ビヨンドtheシー
サブタイトルが「夢みるように歌えば」とあります。詳しい内容はこちら。 1973 ...続きを見る
あのね・・・
2005/05/16 23:17
ビヨンドtheシー 夢見るように歌えば
  またひとつお気に入りのミュージカルが増えてしまった。  少年ボビー・ダーリンと大人のボビー・ダーリンが自らの物語を展開するという、普通の伝記映画とはちょっと違う構成。この映画を観るまではボビー・ダーリンという人物さえ知らなかったけど、タイトル曲だけは知っていた(『ファインディング・ニモ』でも流れてましたよね)。グラミー賞のみならずアカデミー賞にノミネートされたことのあるボビー。最近、多くの伝記映画が発表されているため影が薄くなってしまったけど、エンターテイメントにかける情熱、生き様という点で... ...続きを見る
ネタバレ映画館
2005/05/19 09:28
「ビヨンド・the・シー 〜夢見るように歌えば〜」
ケヴィン・スペイシーが自ら製作・脚本・監督・主演。 天才エンターテイナー、ボビー・ダーリンの生涯を描いた伝記ミュージカル。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2006/03/13 01:06
ビヨンドtheシー 〜夢見るように歌えば (DVD)
ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ 原題: Beyond the Sea (2004) 2005年2月26日 日本初公開 公式サイト: http://www.gaga.ne.jp/beyondthesea/ ...続きを見る
映画と本と音楽にあふれた英語塾
2006/08/22 20:21

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
遅ればせながら、きのうwowwowで観ました。
そしてuchi-aさんのこの記事を読んで、とっても「分かる分かる〜!!」って思いました。そうそう、観てて確かに少し「置いてけぼり」くらうんですよね! しかしあのベタなお笑いネタは、私は笑いよりも哀愁を感じてしまいました。もうほんと、スペイシーはボビー・ダーリンに心酔しちゃってるんでしょうなーというのが伝わってくる映画でした。
あと、同じくミュージシャンの伝記もので、最近の「ウォーク・ザ・ライン」なんかは還暦過ぎたうちの母が見に行って「ホアキン・フェニックスすてき〜!」なんて萌え萌えになっちゃってましたが、スペイシーにはそのような「萌え」要素がないのがどうもね、と、これは女子視点からの意見でした。
ぴむ
2006/04/17 13:21
ぴむさん、どうもです!
なんかちょっと前の記事なので、
なにを書いたかほとんど忘れてまして、
また自分で読み直しました(笑)

置いてけぼりでしたねぇ。確かに。
んー、ケビン・スペイシーを知らない人からしたら、
「普通のおじさん」に思われかねないんだろうなぁ…。
そんな人にとって、この映画ってどう見えたんでしょう(笑)
uchi-a
2006/04/17 23:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』 uchi-aぶろぐ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる