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zoom RSS 『砂と霧の家』

<<   作成日時 : 2005/06/29 22:12   >>

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昨日は久々にDVDを見ました。
というか久々にDVDを借りてきました。
なぜならツタヤが旧作半額だったから。
過去にこのツタヤで私は、
傘を二度盗まれて痛い目にあっていますが、
半額となれば話は別です。
私はオンラインクーポンを高らかにかかげると、
ハーフプライスで3本借りてきました。
あまりに私が高く掲げすぎて、
レジの人が携帯の画面を確認できなくて、
レジの台に乗って「ふんぎー」て顔して、やっとクーポンを確認したほどの勢いで、
高らかに掲げました。


ウソです。


今回借りたのは、またまたウッディ・アレン作品を二本ともう一本。
「おいおい、また今日もウッディ・アレン話が始まるのか!?」
とお思いのパソコンの前のレディス&ジェントルマン&セクシャルハラスメンターの方々、
安心してください。
今日はそのもう一本の方をご紹介します。

『砂と霧の家』


「今週は頑張っても3本しか見れない」
と心に決め、同時にツタヤ店内を、
「はぁ・・・。ここで前、傘を二度盗まれたなぁ」
と感慨深く思いながらぐるぐると周回、
ウッディ・アレンを二本借りると決めると、
あと一本をなににするかで難航、
そして結局最後に決めたのがこの作品。
直前まで違うDVDを持っていてそちらに本決まりだったのですが、
なんか衝動的に変わりました。
そのもう一本の方がなんという作品だったかですが、
それは忘れました。すっかり。
また行ったら思い出します。

さてこの作品、ジェニファー・コネリー主演の作品なのですが、
とにかく重かったです・・・。
見終わった後は、「すごいの見ちゃったな〜」という印象でした。

キャシー(ジェニファー・コネリー)は、亡き父が遺した海辺の一軒家に住んでいたが、
夫にさられ、仕事もせず一人で暮らしていた。
ある日その家が、僅か数万円の税金未納が原因で差し押さえられてしまう。
郡の手違いが原因で、すぐさまキャシーは弁護士を通じて家を取り返そうとするが、
すでに家は競売にかけられ、他人の家となっていた。
その家を買ったのは、イランの元大佐だったベラーニ(ベン・キングスレー)。
政変によってイランを追われ、家族とともに亡命してきたベラーニは、
肉体労働者となってホテル暮らしの毎日だったが、
安価なこの差し押さえ物件を見つけ、その家を改修して転売し、
新たに人生をやり直す決意だった。
この一軒の家をめぐり、彼らの人生は大きく変わっていく。


とにかくこの映画、
「一体誰を責めたらいいんだろう」
という内容で、
そんな気持ちを抱いたまま、下り坂を転がり落ちるようにストーリーが展開します。
最初のきっかけは非常にささいなことなのに、
一度転がってしまうと、加速度的に下へ下へと落ちていく感じ。
ガラスに一箇所ヒビが入って、
それがきっかけでどんどんヒビが幾重にも広がっていく感じでしょうか。

まずキャシーですが、
彼女は夫と別れ、一人で暮らしていて、
しかも一時はアルコール中毒に陥るほど精神的に弱っていました。
その時、彼女の家族が家にやってくることになります。
しかしキャシーは、夫が出て行ったことなど家族に話していなかった。
そんな中、家が郡の手違いで差し押さえられてしまいます。
そもそもはるか前に確認の郵便物が彼女の家に届けられており、
それをちゃんと読まなかった彼女が悪いと言えば悪いんですが。
彼女はなんとしても、家族がやって来る前に家を取り戻すことに必死になります。
もちろん、父親が遺してくれた家を取り返すという意味でも。

一方ベラーニは、家族とともに人生をやり直すためこの家を買います。
そしてこの家をさらに転売しようという考え。
ベラーニはイランを追われ、優雅だった生活が一転、
肉体労働者となってしまっていましたが、
祖国と自分に対する誇りを強く持った、意志の強い人間。
その誇りと意志のあまりの強さによって、
時にキャシーに対して暴力的になったり、
ヒステリックな一面が随所に出てきます。

この「二人の持ち主」は、それぞれ同情できる面もあれば、
落ち度や頑固すぎるところもあって、
見ている私も、「どっちがいけないのだろう」と思って悩んでしまいます。
そのうえお互いの事情により、いい落としどころもないんです。
そしてこの二人の争いは、二人だけでなく、
ベラーニの妻、息子、
そして家を差し押さえに来た時にキャシーと知り合ったレスター警官を巻き込み、
どんどん彼らの人生は崩れていって・・・、だぁぁぁ。



見終わった瞬間の私の気持ちとしては、
『誰も知らない』を見終わった直後と同じような、
「何も救われない感」と「すごいの見ちゃった感」でいっぱいでした。
『インテリア』を見た時も、ちょっと違いますがこの気持ちに近い感じでしたかねぇ。

みなさん見る際には、ある程度覚悟してご覧ください。

映画としては非常によくできてますし、
特にベラーニを演じたベン・キングスレーの鉄のような演技は素晴らしいです。
ただ、覚悟が必要です。

ちなみにこんな重たい映画をふいに見たせいかもしれませんが、
今日私いきなり風邪を引きました。
熱が37度5分あります。

ということでみなさん、見るときはある程度心の準備をしといてください。
(本当は、ただ単に今日急に涼しくなったからだと思われます)

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2作品をまた〜り観る
『砂と霧の家』を観る。 国のミスによって一家を不幸へと導く作品とでも言いましょうか・・・。 ちょっとエンディングが悲しくて無理やり過ぎるよ〜ん(泣) 『やさしい嘘』を観る。 嘘をつく時ってどんな時だろう? この作品での"嘘”は、理解出来るようで出来ないような難しい場面でした。でも、おばぁちゃんは体が弱っても心は強い。 ...続きを見る
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さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバー
2005/12/29 15:28

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
レンタルビデオ&DVDを借りれない人です。私って奴は!
まだビデオだった時代のトラウマがそうさせているのですが、
見たいDVDはいつも購入だと世界が広がりません。
いつも同じ俳優や同じようなストーリーに偏ってしまうので。
あのレンタルの袋を別にしてくれたら 借りられるんだけどなぁ・・・

熱が37度5分ですか お大事に。
ろこ
2005/06/30 06:59
こんにちは。
ろこさんへの私信にここ使っても怒らない?

えーと,レンタル袋についてですが。
「TSUTAYA ディスカス」とかいうネット申し込みのレンタルサービスがあります。(他にも,似たようなネットレンタルサービスがいくつかあるようですが,私はTSUTAYAを利用してます)
借りたいのをネットで申請すると,DVDだけがメール便で送られてきます。
見おわったら,同封の返信封筒に入れてポストへ投函するだけ。
返送が確認されれば,また次のレンタルを申し込めます。

DVDソフトだけ送られるので,パッケージすら見れないのですが,袋が問題なのであれば,そういうのもありますよ。
私も利用中(無料お試し期間中なのでせっせと見てます(笑)。
風花
2005/06/30 11:06
ろこさんどうもです!
そして風花さんもどうもです!怒りません!
私の友人もライブドアのネットレンタルを利用してます。
作品の検索とか店頭よりもしやすいようですね☆
いいかもしれません。
uchi-a
2005/06/30 13:58

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