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zoom RSS 『死刑台のエレベーター』&『地下鉄のザジ』

<<   作成日時 : 2005/08/01 21:11   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

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(最初野球の話からですが、ちょっと我慢すると映画の話になります。
いわゆる前フリです。)

こないだの金曜、巨人戦をテレビで見ていたら、
いつにもまして試合がつまらないのです。
本当に最近の巨人の試合はつまらないです。
他のチームは結構いい試合しているのに、
巨人戦だけがつまらなく見えます。
巨人=プロ野球という方程式が依然として世間一般では状況で、
そんな巨人戦ばかり中継されている以上、
「プロ野球そのものがつまらない」というイメージが、
視聴者に浸透しかねません。
高見山の枯れた声=相撲取りの声というイメージがかつてありましたが、
あの状況に近いです。
実際は美声の力士もたくさんいます。隆三杉とか。

巨人戦のなにがつまらないのかって、
点が入る時でもだいたいホームランだし、
あとは無気力とは言わないまでも、
創意工夫のない凡打が続くし、
先発は早々につかまるし、といった具合。
おかげで中日11連勝で、
我が阪神はあっという間に3ゲーム差まで詰め寄られてしまいました。
頼むよリーダー。

ということで金曜の巨人戦も、
どうやらつまらない雰囲気だったので、
はじまって10分くらい見て、はやくもザッピングを開始しました。
他の局もお決まりな番組やってて新鮮味もなく、
「やっぱ堀内の毒ボクロを見るしかないか」と思っていたところ、
14チャンネル・MXテレビで白黒の映画をやってました。
そしてなぜか見入ってしまいました。
フランス映画で、「いったいなんという映画だろう」と新聞のテレビ欄を見たら、
『死刑台のエレベーター』の文字が。

うちの親は古い映画に詳しく、
昔見たことがあるらしいです。名作とのこと。
結局私はそのまま見入ってしまいました。
私はこれまで、
やれウッディ・アレンだ〜やれチャーリー・カウフマンだ〜、
やれパトリシア・アークェットの全裸だ〜とぶっこいてまいりましたが、
チャップリン以外の古い映画はほとんど見ていなかったので、
まったく知りませんでした。

フランスの巨匠・ルイ=マルの最初の作品である、
『死刑台のエレベーター』は1957年の映画。
社長夫人と部下ジュリアンは情事の果て、
ジャマになった社長を殺害する。
完全犯罪に見えたが、その時乗ったエレベーターが壊れ、
ジュリアンはエレベーター内に閉じ込められる。
そしてビルの外にとめてあった車は、若いカップルに盗まれ、
自体は急展開に・・・というサスペンス。



サスペンスですが、サスペンスの謎解きとかスリルを楽しむというより、
いわゆるフランス映画らしいテイストがよい雰囲気でした。
ただ、見終わった後に映画サイトなどで調べたところ、
この映画は最初のシーンがすごく印象的らしいのです。

見てないよ!最初なんて!

だってその頃私はまだホリウチだったんだもの。
鈴木の俊足を見てたんだもの。
彼は良いね。

どう考えてもあらすじを読むと、
その最初のシーンと最後のシーンはこの映画の象徴だと思うので、
とってももったいないことをしました。
やっぱり映画は最初から最後までちゃんと見なきゃダメですね。

そしてその映画を見て以来、
昔の、巨匠の作った映画をもっとたくさん見てみようという気分になってきました。
ルイ・マル、ゴダール、ベルイマン・・・、
トリュフォー、アラン・レネ、フェリーニ・・・、
アラン・プロスト、リカルド・パトレーゼ、ティエリー・ブーツェン・・・、
ジャン・アレジ、ランディ・バース、オレスデス・デストラーデ・・・、
アルベルト・トンバ、マット・ビオンディ、ベン・ジョンソン、ブブカ、・・・。
これら多くの巨匠の映画を・・・。

ということで土曜日、私はまずこてはじめに、
同じくルイ・マルの『地下鉄のザジ』を見ました。
少女ザジが、パリで大人たち相手にいたずらしまくって大騒ぎ、という内容のこの映画、
とにかく斬新!1960年製作なんて考えられません!

1960年というと、今から45年前です。
日本では、

・だっこちゃんが発売。
・岸信介内閣が総辞職。
・カラーテレビ本放送スタート。
・浅沼稲次郎刺殺事件。
・大洋ホエールズ優勝。


などが起きた年。

大洋が優勝したんです!三原マジックです!

あとこの年は、大江千里やマラドーナまでも生まれています。
そんな年にこんな映画が作られていたなんて。



後半は本当にぐちゃぐちゃの展開なんですが、
あのぐちゃぐちゃなやり方は大好きです。
ああなっちゃった感が好きです。本能的で。
主役の女の子もかわいくて、おそらく今の映画ファンが見たら、
誰もが『アメリ』を想像するでしょうが、
はっきり言って、私は『アメリ』なんかよりも全然いい映画だと思います。
ストレートです。スタンスが。
『アメリ』もすごく斬新な映画だと思ってましたが、
45年前にこんな映画があったなんて。
そして『死刑台のエレベーター』で男女の禁断の愛からの転落を、
見事に描いた3年後に、作った映画がこれだなんて。
ルイ・マル恐るべし。

ヌーベルバーグ(新しい波)なんて言われ方もするように、
当時は先進的なさまざまな映画が撮られてました。
これはもっと見なければいけません。
「やっちゃえ」みたいな勢いも含めた、未完成な映画をもっと見たいです。
そんな未完成なイメージは私の頭の中に常にあるものなので。
それになにより、「ヌーベル」っていう響きがいいです。
フランスっぽいですよね。なんかフランソワーズ・モレシャンって感じですよね。

今日はルイ・マルの『恋人たち』を借りてきましたが、
他になんかおすすめがあったら、教えてください。詳しい方。
次はゴダールに挑戦してみようかな。





アーレ・キュイジーヌ!

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