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zoom RSS 『アニー・ホール』

<<   作成日時 : 2005/11/02 23:04   >>

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画像
このたび『エターナルサンシャイン』がDVD化して発売になりました。
私がかねてから、
「出たら買うっきゃない!」と、
タカコ・ドイよろしく決心していたアイテムです。

こないだ五反田のTSUTAYAに行ったら、
ちょうど『エターナルサンシャイン』のコーナーがあって、
そこにモニターが設置してあったのですが、
なんとそこで、本編が流れてました!
しかも私がそこに行った時には、
ちょうどクライマックスもクライマックスで、
私が好きなシーンとかをバリバリやってて、
私は仕方なく、そのモニターの前でずっと見入ってしまいました。
そして結局ラストシーンまでじっくり見て、
「ふぅ・・・」と一息つくと、笑顔になってしまいました。
あの笑顔はたぶん、かなりやさしい笑顔だったと思います。
たぶん菩薩のようなアルカイックスマイルだったと思います。
鏡見てないですけど。

ということなので、

それでもうおなかいっぱいになってしまいました。

買おうと思っていたのですが、
「とりあえず今はいっかぁ」ってなってしまいました。
まぁそのうち買うと思いますけど、
とりあえず今はおなかいっぱいです。
TSUTAYA側も販売を促すために流しているんだと思いますが、
アンラッキーでしたね。誤算でしたね。

ドンマイ、TSUTAYA。

でも私、『エターナルサンシャイン』は今買わないですけど、
なんとなくDVDは欲しいテンションだったのでした。
ですが、こないだの菊花賞・天皇賞の二連敗の影響もあり、
できるだけリーズナブルな、サービス価格のDVDを買うことにしました。
そして選んだ映画とは・・・、

『アニーホール』。

私の好きなウッディ・アレン作品の中で、
おそらく最も代表的な作品であると思います。
ウッディ・アレン好きじゃない映画ファンでも、
この映画は見たよっていう人も多いんじゃないでしょうか。

私はウッディ・アレン作品のDVDをぽつぽつ集めるのが好きで、
もちろんこの映画もターゲットに入っておりまして、
今回いいタイミングだったので買いました。
私が買ったDVDは、
なんか『アカデミー賞作品』みたいなくくりでサービス価格で売っていたもので、
2000円とちょっとで買いました。
ちなみに、100円玉2個とほんのちょっとで買えるのは、シガレットです。
globeもそう言っています。anytime smokingです。


『アニー・ホール』


この映画、ご存知な方もいるでしょうが、
1977年のアカデミー賞の4部門を受賞した名作です。
(作品賞・ウッディ・アレンが脚本賞と監督賞、ダイアン・キートンが主演女優賞)
ちなみにこの授賞式にアレンは出席せず、
愛するマンハッタンのバーで得意のクラリネットを演奏していたそうです。
いいね、そういうの。


この時期のアレン作品らしく、
監督・脚本・主演がアレンで、ヒロインがダイアン・キートンといういつものコンビ。
久々に見たんですが、やっぱりいい映画です。
アレン映画らしいアレン映画だと思います。


アレン演じるアルビー・シンガーは、ニューヨークに住むコメディアン。
離婚暦もあったりする四十男。
一方ダイアン・キートン演じるアニー・ホールは、
写真が好きで、時にパブで歌を歌ったりする、屈託のない風変わりな女の子。
友人の紹介で知り合った二人は、
無邪気な彼女に最初はなにも思わなかったアルビーだが、
徐々にひかれていき、デートを重ね、やがて同棲・・・。
しかし時が経つにつれ、いろいろとすれ違い始める。



この映画の最初のみどころは、
なんと言ってもオープニング。
カメラにむかってアルビーが、
「フロイトが云々かんぬん・・・」などとひたすら理屈を並べつつ、
アニーへの未練を語っていたりするシーン。
この映画の中で、全体的にいろんな哲学者や演劇人の名前が出てきますが、
別にその辺は深く考えなくていいです。
「なんか神経質なおっさんが、ああだこうだ言っているね」
とでも思って、わからない単語は聞き流してください。


とにかくアルビーは神経質。
それでいて子供っぽい。
一方のアニーも、最初子供っぽい感じなんですが、
いろんな人と出会ううちに、どんどん成長していきます。
なんかその構図がとても共感してしまいます。
どちらかと言うと私はアルビー寄りの人間だと思うので。
「私を会員にするようなクラブに入りたくない」
みたいなセリフとか、ちょっと苦笑いです。

だから同じような気持ちに普段からよくなります。
アニーが成長するにつれ、遠くへ遠くへと行ってしまうような。
早い話、私は子供ってわけです。
日常生活でも「だー。だー。」って言ってばっかりですから。
たまに「はーいー。」って言いますけど。
基本は「だー。だー。」です。


細かい仕掛けも満載。
アルビーの子供の頃の回想シーンに、
現在のアルビーやアニーが二人で訪れたり。
デート中のアニーのところへ二人で行って、
アニーの昔の男(役者の卵?)のことをアルビーがぼろくそに言ったり。

アニーの家のベランダで、
まだ会ったばかりのアルビーとアニーがワインを飲んでいる時の、
たがいの心理描写の表現の仕方とかなんて最高です。
普通に理屈っぽい会話を繰り返す男女の顔の横に、
思いっきりお互いの心理をスーパーにして出してしまうという、
ある意味「逆転の発想」というか。
「それやっちゃうんだ」みたいな感じがして楽しかったです。
(でもDVDで日本語吹き替えにすると、そのスーパーが出ないんですけど、
あれはどういうことなんでしょうか?)
とりあえず映画好きですね、ウッディ・アレンは。
本当にそう思います。


映画好きという点は、
他にも映画の中で出てくるセリフやシーンにも感じられます。
例えば映画の冒頭で二人が映画を見に行くシーンで、
二人が見に行っている映画がイングマル・ベルイマンの作品だったり。
あとフェリーニとかも出てくるし、
他の作品ではゴダールなんかもよく名前が出てきます。
映画好きというか、もう単純にファンなんでしょうね。


さて名コンビである二人ですが、
個人的に、アレンがああだこうだ言っている時に、
ダイアン・キートンが「ぷぷぷぷ」って笑う時の笑い声がいつも好きです。
私生活も当時パートナーだった二人ならではの掛け合いで、なんかいいです。
それにダイアン・キートンに関しては、

ものすごくファッションがかわいい!

ネクタイしてる時とか本当にチャーミングでおしゃれさんです。
今あのファッションして街中歩いてる人がいたら、相当かっこいいです。




二人のシーンで私が好きなのは、
公園のベンチに座って、通行人を指差して人間観察するところ。
あのへんは「なにもない、ただ幸せなひと時」って感じがしていいですね。


随所随所でセックスの話が多めだったりしますけど、
そのへんもなんか自然な感じなので、
やらしさとかは感じないんです。
すべてが自然です。あるあるって感じで。
そしてそのままラストシーンへ。
せつないんだけど、ちょっと笑顔になってしまう演出。
「そうだよねそうだよね」と誰もが納得してしまうのでは。
そして最終的に、「男ってバカだなぁ」って結論にいたることでしょう。


というわけで買った日から、
もうすでに丸2回見ております。
ちなみに2回目は羽佐間道夫の吹き替えで。
みなさんにも是非見てほしい傑作ですが、
毎度毎度アレン作品を取り上げるたびに言っていることとして、

アレンが合わない人はダメです。

こればっかりはしょうがないです。
相性です。
特に、所謂『強い男』を見たい人は敬遠した方がいいと思われます。
ただ肌の合う人にとってはやみつきになるのが、アレン作品です。
「ドクターペッパーにハマる人はハマる」っていうのと同じ論理です。


ところでこの作品の中で、チョイ役ですが、
若かりし日のクリストファー・ウォーケンと、
ジェフ・ゴールドブラムが出てるのでチェックしてみてください。
どちらも結構おバカな役ででてきますよ。
そして相当若いです。特にウォーケンが。
あのウォーケンが。「War・拳」が。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
連続コメント失礼します。
『アニー・ホール』観ました。
撮り方がイイですよね。
さすが戯曲を書いているだけあって、演劇の舞台の演出みたいでした。

関係ありませんが、『エターナル・サンシャイン』も好きです。
あの撮り方もカッコよすぎです。
少し不気味な感じも。
ケイトのはっちゃけたオンナノコの設定とか。
イライジャ・ウッドの気持ち悪さとか!
今一番の大好き映画です。

ゴンドリーの次のは観ていないので、観たらまたコメントスルかも
しれません。
あさる
2008/01/06 18:33
あさるさん、またまたどうもです!
撮り方うまいですね。
このへんはコメディアンらしい構成かなと思います。
フリ・オチ、フリ・オチみたいな感じもあって、退屈しないです。
最初から最後の結末へ向かってどんどん進むストーリーだと、
全体的にダラっとしますけど、
アレンの映画にはそれがないのがいいです。

『エターナル…』好きですか!最高ですよね!
イライジャはかなりウケます。
実際にいたらちょっと恐いですけど。

終わり方も好きですね。終わるポイントが好きです。
アレンの映画もそうなんですけど、
最後の結末の線の引くポイントが好きです。

ゴンドリーの次のは『恋愛睡眠のすすめ』ですかね?
またおこしください!
uchi-a
2008/01/09 22:36

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