![]() 『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』という映画。 なぜこの映画を借りたかと言うと、 タイトルにひかれたから。 まさにそれです。 長い名前とか入った映画ってひかれます。 『ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ』とか。 『ピーター・セラーズの愛し方』とか。 あと、『バティニョールおじさん』とか。 タイトルだけでひかれます。 そんなテンションで借りました。 このシャルロット・ゲンズブールというのは本物の女優さんで、 映画の中でも本人が本人を演じています。 いわばフランス版・『ママはアイドル』です。 そしてこの映画の監督・そして夫役のイヴァン・アタルは、実際でも夫。 ただダンナの方は、映画の中だとスポーツ記者役だったりします。 ![]() この映画のコンセプトは、早い話が、 『女優をカミさんにするとどうなるか』。 いろいろこのあたりをコミカルに描いています。 『ママはアイドル』ですね、本当に。 中山美穂と三田村邦彦みたいなもんです。 でもそんな設定も楽しいのですが、 とにかく一番の見所は、シャルロット・ゲンズブールのかわいさ。 本当にチャーミングでした。 全体としてはコメディですし、 誰もが安心して楽しめる映画でしょう。 ただ途中で最近の映画に良くある、 「オール・オープン」な男女のあられもない姿が画面にうつる場面があります。 しかも群れで。そこは頑張りましょう。 でもその場面も笑える場面だし、 なにより、 もう大人なあなたなら大丈夫でしょう。 大人でしょ、みなさん。 わかってるんですよ。ふふふ。 両手で顔を押さえて、指と指の間から見てください。 その他の場面も実にコミカルで、 すごく楽しい仕上がりとなってます。さくさく見れます。 女優さんの苦労、そのダンナの苦労・・・、 見てる方は、「なるほどね〜そうかもね〜」の連続。 プライベートで二人が話している最中に、 ファンがサインを求めてきたり、 ダンナが電話で予約しようとして満席だったレストランに、 シャルロットが電話したらOKになったり。 そりゃダンナさんはストレスたまりますよ。 この物語の一番のヤマは、 シャルロットが映画でラブシーンをやることになった時のシーン。 これはいろいろ考えますね。 男としてはみな、当事者(夫)の立場に立ってしまうことでしょう。 でもね、安心してください。 絶対同じシチュエーションになることはないですから。 まずありえないですから。 だから大丈夫です。安心してください。 しかしこの設定、実際シャルロットとイヴァン夫婦は常にこうなわけで、 しかもこの映画でその状況を実際にやってしまっているわけで、 そのうえ、そんな場面での演技を、 シャルロットはダンナに要求されていたりして・・・、 って感じのことをいろいろと想像すると、結構面白いです。 ![]() さて、シャルロット・ゲンズブールですが、かわいいです。 彼女はかつて、『なまいきシャルロット』という映画で一世風靡セピアしたらしいですが、 私はあんまり知らないです。 でも当時から20年くらいたって、今だにあんなかわいいんですから、 その頃はもっとかわいかったんでしょうな。 今度借りてみたいと思います。 一方ダンナのイヴァンですが、 途中からなんか、『TAXi』シリーズのエミリアンに雰囲気が似て見えました。 嫉妬の仕方とか。子供っぽいところとか。 同じフランス映画ですし、 案外フランスの男ってあんな感じなんですかね。 素直っちゃぁ素直ですね。 あんな男でも、あんなかわいい女優と結婚できたりしてしまうんでしょうかね。 いいなぁ、フランス。フランス万歳。 ということで、全体的にとても楽しい映画で、 最近むずかしい映画ばかり見てぐったりしている時に見るなら最適ですね。 なにより、 かわいいです、シャルロット。 たぶんこのかわいさは、 女の子もかわいいと思えるでしょう。 かわいいし、かっこいいです。 なんせジェーン・バーキンの娘ですから。 この夫婦コンビで、この後、 『フレンチなしあわせのみつけ方』という映画も撮っているので、 これもまた見てみたいと思います。面白そうです。 やっぱり監督がダンナさんだと、 ダンナさんもカミさんが一番魅力的に見える撮り方を、 よく知ってるのかもしれませんね。 ある意味、ファン心理に近いかも。 そうです、きっとダンナさんである監督が、 女優である妻の、「最高のファン」でもあるんです。 「最高のファン」でもあるんです。 「最高のファン」でもあるんです。 「最高のファン」でもあるんです。 いやぁ、最後にいいこと言った。 私的に満足。フランス万歳。 さようなら。 ![]() |
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残念です。 |
USAGI 2005/11/27 13:36 |
初めまして。私もこの映画、大好きです。 |
ataha 2005/11/27 23:35 |
USAGIさん、どうもです! |
uchi-a 2005/11/28 10:26 |
atahaさん、はじめまして〜! |
uchi-a 2005/11/28 10:31 |
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