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zoom RSS 『親切なクムジャさん』

<<   作成日時 : 2005/12/15 22:39   >>

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画像タイトルで惹かれる映画ってあるじゃないですか。
特に、こないだの『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』みたいに、
タイトルに人名がふと入っていたりすると、
とても気になります。

『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』とか。
『バティニョールおじさん』とか。
あるいは『クリスティーナの好きなコト』とか。
『タナカヒロシのすべて』とか。
「誰?」みたいな。
「ドアをノックしたのは誰?」みたいな。
一応『フォレスト・ガンプ』とか『グッド・ウィル・ハンティング』とかも人名ですけど、
あのへんはタイトルっぽい名前だから例外。

『宮廷料理人ヴァテール』なんかすごく気になりますね。
この言葉だけで、いろいろとイメージがふくらみます。
首のへんとか、たたんだカーテンみたいになってる、
宮廷っぽいデザインの服を着た人がいっぱい出てくるのかなぁ、とか。
あと、みんなバッハみたいな髪型なのかなぁ、とか。
いろいろ想像してしまいます。


ということで、最近またこの手のタイトルで、
気になる映画をやってますね。
それは、

『親切なクムジャさん』。
画像
ちなみに公式サイトのURLは、kumuja-san.jpです。
(公式サイト)


『親切なクムジャさん』・・・、
ああ、なんてハイセンスなタイトルなんでしょう。
まず『クムジャさん』という名前だけで技ありものです。
それに加えて、『親切』ですから。
これであわせ技一本です。
だって『親切』なんですよ、クムジャさんが。
それはそれは気になります。


ということで思わず見てきてしまいました。


見る前、『親切』『クムジャ』という響きからして、
かなりほんわかとしたお話で、
クムジャさんはさぞ親切なんだろうなぁと思ってました。
隣に住んでて、いつもすごい親切にしてくれるとか。
そんな感じのアットホームなお話を想像してました。

「夕飯つくりすぎちゃたから、よかたらどぞー」(←BoA口調)
とか。


「雨降て来たから、洗濯物取り込どいたよー」
みたいな。


「最近あんまり野菜摂てないみたいだから、野菜料理作といたよ」
的な。


そして最終的には、

「まったく!親切なのはいいけど、勝手にうちに入らないで!」

チャンチャン♪



みたいなオチかなと思ってました。
しかし内容は全然違いました。


(あらすじ)
イ・クムジャ(イ・ヨンエ)は13年前の幼児誘拐殺人の罪で刑務所暮らし。
その美貌と残忍な手口で当時話題となった。
刑期を終え、彼女は出所すると、
刑務所時代の仲間を訪れ、
13年前に自分を陥れた、かつての恩師・ぺク先生(チェ・ミンシク)への復讐を依頼する。


画像
・・・親切!?
これのどこが親切なの!?

少なくともこのあらすじだけだと、
まったく親切度なしです。

しかし実は親切にはわけがあって、
それは刑務所で、他の仲間たちにすごく親切にしていたんですね、クムジャさんは。
それで仲間達から、『親切なクムジャさん』と呼ばれるようになったとさ。
でもどうやらその『親切』は復讐のためな感じなので、
実際はそんなに『親切』でもないようです。
本来はおそらく、『普通のクムジャさん』なんです。
だから、そこらへんにいるクムジャさんと同じだと思っていただいて結構です。
すべては復讐のためです。


映画全体としては、いろんな要素が入り込んでて、
今ひとつしぼりきれない感もありますが、
随所随所にポイントがあって、そのへんは面白いです。


その中でも一番のポイントは、後半の学校のシーンでしょうか。
映画を見ていただけるとわかるんですが、
おそらくこの監督はこのシーンに、
エネルギーの大半を費やしているのではないかと思います。


このシーン、撮りようによっては、
私みたいな極東を代表する清純派ボーイには、
少々きっつい映像になりかねないところですが、
この監督さんはすれすれで止めてます。
止めてるというか、ちょっとコントっぽくしてます。
たぶんこの方はお笑い好きと睨みました。
見てない方にわからなくて、見た方にはわかるように具体的に言うと、
「ビニールシートをみんなでたたむシーン」とか、
あのへんはたぶん楽しくてしょうがなかったと思いますね。
こういうセンス自体は結構好みです。
ただこのシーンのおかげで、
せっかくのクムジャさんが多少薄くなっちゃったかな、って気もします。


この監督さんは『オールド・ボーイ』の監督さんらしいですが、
私はあれはまだ見てません。
友人に激しくプッシュされ、一時会うたびに「見て!」と言われてましたが、
結局見ずにいたら、最近はなにも言わなくなってきました。
あきらめたみたいです。


あと、主役のイ・ヨンエ『ラスト・プレゼント』の主演としてもおなじみ。
これも私は見てないです。
いかに私が、今回このタイトルに惹かれて観たかがわかりますね。


一方、ぺク先生役のチェ・ミンシクは、『シュリ』とかにも出てましたし、
このへんは大丈夫。
あと途中で急にソン・ガンホが出てきてびっくりしました。
さすがにあの顔は忘れません。


ということで、見る前にいろんな人に、
「面白いよ」と言われて見たわけですが、
確かに「面白い」という評価は妥当だと思います。
「がはははは」って感じではないですが。
そして、なにが言いたいのかもよくわかりませんでしたが、
いいんじゃないでしょうか。こういう感じで。
楽しいと思います。


ちなみにこの映画、私は日比谷のシャンテシネで見たんですが、
その時に私のまん前に、熟年カップルがいたんですね。
そしたらその男の方が、すっごくオーバーリアクションで、
すぐ笑うんですよ!肩揺らすほどに!
もう、かなり目障りでした。
あれがなかったらもっと楽しめたかもしれません。
しかも女の方も、ぜんぜん甘くないタイミングでその男にしがみつくんですよ!
全然そんな場面ないんですよ、この映画!!
「なんだそりゃ」って感じですよ!


「そんなにイチャイチャしたいんだったら、消しゴム見ろよ消しゴム!」


なんなんですか、あの人たちは!
昼間っから!





はい、ということで、


てじなーにゃ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございました。確かにタイトルに名前が入っている作品は気になりますよね。しかし、どこが一体親切なのか?
監督が遊びすぎていて、ついていけないシーンも多々ありましたが、イ・ヨンエの美しさで許しました。
らんまる
URL
2005/12/17 11:43
らんまるさん、コメントお返しありがとうございます!
案外親切じゃないですよね、クムジャさん(笑)
確かに遊んでましたね、後半。
なんなら最初からずっと遊んでいてくれた方が、
わかりやすかったんですけど…。
イ・ヨンエ、誰かに似てるなぁと悩む日々。
uchi-a
2005/12/18 00:15

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