uchi-aぶろぐ

アクセスカウンタ

zoom RSS 『8人の女たち』・・・♪パパパパンパパ

<<   作成日時 : 2005/12/17 23:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 2

今回は愛すべき友人さんから、
あるDVDをお借りしたので、そちらをご紹介。
前から気になっていた作品でございました。

『8人の女たち』
画像











ということでいきなり言ってしまいますが、


相当面白かったです!!
やられました!



そろそろ昨年同様、
『今年見た映画大賞』の選考の時期になってきて、
だいぶ私の中でノミネート作品がしぼられてきた中、
ここに来て最後の最後でランクインって感じです。


<ストーリー>
1950年代のフランス。
ある雪の降る朝、シュゾンはクリスマスで両親の大邸宅に帰ってきた。
この邸宅にはすでに、祖母、叔母、メイドたちが集まっている。
するとメイドのルイーズが、
主人のマルセルが寝室で、背中をナイフで刺されて死んでいるのを見つける。
外は大雪。
容疑者はこの邸宅にいる8人の女たち。
彼女たちはそれぞれに、誰にも言えない秘密を抱えていて・・・。



ストーリー的には謎解き群像劇?
でも中身は遊び心満載。
窮屈さもないし、かといってダラダラでもない。
多少強引な話の展開だったりしますが、それはそれ、
って感じで割り切れて見れてしまう・・・、
そんな絶妙のバランスを持った映画です。私にとってはですが。


大前提として、ダメな人はダメな作品でしょう。
でもいい人にはすごくいい映画だと思います。


この映画の最大の売り(世間一般的に)は、
豪華女優陣の共演。
と言っても私はあんまフランスの女優さんを知らないので、
正直よくわからんです。
だからこの点は関係なかったわけですが、
かえって偏ったイメージを抱かずに見れて、
そのへんはよかったかも。


容疑者8人という設定で、
それぞれのキャラクターが薄くなってしまわないか、
薄くというか、平均的になってしまわないか心配でしたが、
そのへんは役者がうまいのか、脚本がいいのか、演出がいいのか、
それともその全部なのかわかりませんが、
きっちりキャラがそれぞれに際立ってました。
ちょっと強引なキャラ付けでクセがありますが、
むしろそのくらいの方が私はいいです。


その上、それだけだとクセが強すぎるところでしたが、
そこから突然、大女優たちによるミュージカルが始まります。
しかもその歌が、みんなそんなにうまくない!
もしかしてこの下手っぴ加減が、
この映画の最大の魅力であり、ポイントではないかと、
私は勝手に思ってます。


この点はかなり好みが分かれるところでしょうが、
私の目からすると、うまく緊張と緩和がうまくとれてる感じがするんです。
だってもし、あの歌と踊りがみんなすごく完璧だったら、
私はおそらくお腹がたっぽんたっぽんに膨れてしまって、

「だ、誰か大田胃酸を・・・」

って状態になって、やってらんなかったと思います。
でもあそこでうまくベルトを緩めてくれるので大丈夫でした。


ちょっと前に『ディナーラッシュ』という、いわゆる群像劇を見ましたが、
あれはその点では平均的というか、
見ていて途中から全部他人事に思えてきちゃったんですよね。
(比べる対象が間違ってるかもしれませんが。)
「この人はこういう性格で・・・」っていう、
それぞれのキャラの人間味があんまり感じられなくて、
設定として存在しているだけな気がして。
オーナー、シェフ、謎の客とか、
それぞれのポジションでしゃべってはいるけど、
人間的に「こいつはこんなやつだ!」とかがほとんどなかったんです。


でもこの映画は、まるでキャラが勝手にしゃべってる感じ。
なんと言いますか、
大きめの鳥かごにいろんな種類の鳥を一度に放して、
その動向を見守っている
感じ。
そして、

「あらあら、この鳥はこういう習性があるのね。やだやだ。」

みたいなところがチラチラ見えて、
それでぐぐっと引き込まれてしまいました。
やられました。


結末的には、最初に私が、画像
「実はそうなんじゃないかなぁ」
という方向に進んでいきましたが、
もはやそんなことはどうでもよくなってましたね。
もう楽しくて楽しくて。
どんな結末でもよかったです。


セットとかもきれいですが、
基本的にほぼ大邸宅の中でのシーンのみなので、
このへんは監督的には楽しかったと思います。

大貧民で言えば「しばり」です。

「しばり」の楽しさってあると思います。
マルセルも後ろ姿でしか出てこないし、
そこにも「しばり」の楽しさがあったと思います。


女優陣の中では、
若手の二人、ヴィルジニー・ルドワイヤンと、
リュディヴィーヌ・サニエがかわいかったです。
画像ちなみに私はヴィル・ルド派です。
でもサニエの、

♪パパパ パンパパ〜

の歌も最高。
ただキャラ的には、
イザベル・ユペール演じるオーギュスティーヌが一番気になりました。
かなり彼女に肩入れしてみてました、後半は。
画像ルイーズ役のエマニュエル・ベアールも、
終始坦々としていつつ、ちょっとシニカルでいいです。


特典映像のメイキングやらなんやらを見てみると、
本当にみんな楽しそう。
歌のシーンのプロモまである始末です。
相当みんな楽しかったんでしょうね。


ジャンルとしては、正確にはどこにカテゴライズされるのかわかりませんが、
私は間違いなくこれはコメディだと思いますし、
というか「コメディ」と言ってあげないとかわいそうです。
だからこの映画を「つまらない」と言う人は、
根本的にこの映画に対して、求めるものが違うんだと思いますね。
簡単に言うと、「好み」なんですが。


なので、私にとっては素晴らしい映画でしたが、
みなさんからしたらノーサンキューかもしれませんのでご了承ください。
マヨネーズ嫌いの私が言うことなので、
あまり鵜呑みにしないでください。

ちなみに私はマスタードもだめです。ワサビもダメです。
すんませんね、みなさん。
でも世の中そんなもんです。

画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
8人の女たち
8人の女たち デラックス版スタジオ: ジェネオン エンタテインメント 価格: ...続きを見る
映画を観る女。
2005/12/26 17:13
映画のご紹介(82) 8人の女たち
ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(82) 8人の女たち ...続きを見る
ヒューマン=ブラック・ボックス
2006/01/09 21:12
8人の女たち
8人の女たち デラックス版スタジオ: ジェネオン エンタテインメント 価格: ...続きを見る
映画を観る女。
2006/04/01 16:01

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、
トラックバックありがとうございます。
私もこの映画大好きなんです。。☆
確かにミュージカルのへたうま(?)加減が
いい味だしてますよね〜、
DVDのメイキングで歌が聴けるのを
知らなかったので、今度レンタルしたとき
チェックしてみようと思っちゃいました^^。
miaaaow
URL
2005/12/20 10:25
miaaaowさん、はじめまして!
お返事ありがとうございます!
いいですよね〜。真剣なミステリー目的で見ると痛い目に合いますけど。
特典は楽しいですよ。曲の振り付けの練習とか。
とにかくみんな楽しそうですが、
エマニュエル・ベアールだけはいたってクールです(笑)
でもひょっとしたら、レンタルだとついてないかも・・・。
uchi-a
2005/12/20 22:54

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
『8人の女たち』・・・♪パパパパンパパ uchi-aぶろぐ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる