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zoom RSS 『バタフライ・エフェクト』

<<   作成日時 : 2006/04/11 14:56   >>

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お、たまにはこんな映画も見てみましたよ。
W.アレンやらなんやらいつも見てる私からしては、
ちょっと違うラインで攻めてみました。
今回は「ちょっといつもと違うタイプの映画を、
いろいろ借りてみよう!」と思ったもので。
そういうキャンペーン期間だったもんで。


ということで、3本借りて、
その中の一本が、この『バタフライ・エフェクト』なわけです。
いろんなところで話題になってる映画ですね。
結構周辺の映画好きに、
「なんか面白い映画ない??」と聞くと、
最近よく名前が出る映画だったりします。

画像














でも正直、ちょっと怖そうな雰囲気もあったので、
『怖い映画は、イン・ハイに速いストレートを投げられたイチローのように苦手』
という感じの私としては、
なかなか借りれませんでした。
『es』とか、ああいう系の映画かなと思っていたので。
でも今回は、キャンペーン期間中でしたから。
頑張って借りてみました。


少年・エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、
断片的に記憶を失う症状が出はじめていた。
それは、危険なため現在精神病院に隔離されている父と同じ症状。
症状は徐々に進行、医師から日記を書くよう言われると、
エヴァンはその通りに、毎日の出来事を日記に記すようになる。
そんな中、女友達のケイリー(エイミー・スマート)やその兄トニー、
そしてレミーと危険な遊びをするうちに、
さまざまな悲劇と呼ぶべき出来事に遭遇する。
そしてそのたび、エヴァンの記憶は大事なところだけが失われる。
大学生になったエヴァンは、しばらくその症状が出なかったが、
ある時かつての日記を読み返すと、
トリップしたような不思議な体験をする。
再び過去が気になりだしたエヴァンは、
失われた記憶を取り戻そうとケイリーをたずねるが、
そのことが原因で、ケイリーは自殺してしまう。
その後、また子供の頃の日記を読んでトリップしたエヴァンだったが・・・。



借りる前、私は面白いのか半信半疑でした。
理由のひとつは、私と世間一般の好みがあまり噛み合わないから」。
もうひとつは、「アイデア色の強い映画かなと思っていたから」。
画像つまり、設定だけが一人歩きしてるような、
そんな感じの映画かなと思ったということです。
で、実際見たわけなんですが、
確かにアイデア色は感じましたけど、
いろいろ作り手の意思とか考え方とか、
そういうものも感じた映画でした。
なのでなかなかよかったです。


設定としては、最初はまず「記憶を取り戻す」という話。
そしてその作業の過程で、
どんどん話は発展していって、
「過去を変える」という展開へ進んでいきます。
言うなれば「タイムマシン」的な話なんですが、
ただ違うのは、本人がその当時(少年時代)の自分に入れてしまうということ。
今の知能レベルのまま、学生の今の心理状態のままで。
この発想はなかなかないかもしれないですね。
それでエヴァンは、ケイリーの自殺へのトラウマの一つである、
「ある出来事」を変化させてしまうわけです。
それでまた今の自分の生活に戻ると、
画像自分の周りの環境はすっかり変わっていて・・・、という話。


よくこういう過去にタイムスリップって話で、
必ず出てくる掟というのが、
「歴史をかえてはならない」ってことですが、
この映画は、
「その歴史を変えたらどうなるか」
を実践してみた感じでしょうか。
「変えるとこんなんグチャグチャになっちゃうんだぁ」的な。


私も、例えば長い文章を書いていて、
一箇所・一段落が気に食わなくなってきて、
そこを変えるうちに、その前後も気に食わなくなってきて、
結局全体がメチャクチャになってしまうことが多々あるんですけど、
あの感じに似てますね。
ジグソーパズルみたいに、
「このピースは違うから、こっちのピースをはめる」
ってわけにはいかないわけです。
なので、もう中盤はグチャグチャで、
「結局どうなっちゃうんだこれは・・・」と思いながら見てました。


見どころとしては、
やっぱり過去が変わって行く中での、
ケイリーをはじめ、トニーやレミー、そしてエヴァンの母などの、
容姿や環境の変化でしょうか。
最初自殺してしまったケイリーは、
過去が変わるとあんなことに・・・。
あんなおかしかったトニーも、あんなことに・・・。
そしてお母さんも、あんなことに・・・。
そして自分までも・・・。
特にケイリーなんかは、ファッションからしてすごい変わっていきます。


エヴァンは、そんないろんな「ケース」というか「パターン」を目の前にして、
「いや、これじゃない」「いやいや、これでもない」と、
画像どんどん最適なピースをあてはめていこうと試みるわけです。日記を使って。
そんでどんどんグチャグチャにしていって、
最後に行き着いた(エヴァンが望んだ)、
その先にある結末とは??・・・、
というところなんですが


これは見てのお楽しみ。


お、うまいですね。
一瞬浜村純かと思いました。
実にうまいですね、私は。




「それでは歌っていただきましょう、
藤あや子さんで、『ロコローション』。」





♪あっはぁ なんかいい感じぃ〜




ただ、ちょっと気に入らないのは、
あまりにも出てくるキャラクターが、
その出来事の変化によって、
人格や人生があっさり変わってしまってしまいすぎるところ。
そんなもんなんですかねぇ。
そうなってくると、自分ってなんなんですかねぇ。
まぁ、この映画における重要なポイントのひとつであると思いますけど、
ちょっと疑問に思ってしまいました。
これは人それぞれの考え方があっていいと思います。
私は、そうでもないと思ってます。
これはこの映画への異議というより、
人間心理の捉え方の問題ですけど。


そうそう、その結末なんですが、
このDVDを見ると特典映像に、
本編のラストシーンとは別パターンの、
異なったラストが2つ用意されてます。(監督のコメント付きで)
これは結構楽しかったですよ。面白かったです。
私としては、本編の結末で正しいと思いますが、
特典のうちのひとつの結末(仮に『A』とします)を、
望んでいた部分も確かにあって、
ちょっと見てみたかったですから。


でももしその『A』の結末だったとしたら、
ちょっと「安っぽくなる」というか、
「勝手だな〜」って気持ちになっていたでしょう。
せっかくその直前にエヴァ自身で、
自分なりの決着をつけたわけですから。
私はあの結論、とても好みです。(見てくださいね)
ちなみに、『B』パターンの方もありますけど、
そちらはもはやギャグです。爆笑しました。
あれもありでしょうが、もし結末を『B』パターンにするなら、
全編もっとコメディタッチにする必要があるかもしれませんね。


と考えると、作りようによったら楽しい話にもできそうです。
でも監督としては、この映画で大事な部分って、
そういうとこになかったんだと思いますね。
それがこの特典映像を見てさらにわかりました。
だから私はこの映画は、『アイデア映画』と言うか、
単なる『シチュエーション映画』じゃないと思えましたね。
だからよいです、この映画は。
まぁどちらも今私が即興で作った言葉なので、
わかりづらいと思いますけども。
ウィキペディアで調べても出ませんよ。uchi-a語ですから。
これから使ってください。


ってな感じで、
途中で飼ってる犬がかわいそうな目に遭う場面があって、
そこは目を覆いましたけど、
それ以外はおすすめできる映画でした。
すいませんね、動物関連は弱いもんで・・・。

画像




あ、ちなみに主人公の人は、男前です。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわー。なんだかコメントはお久しぶりです!
ちょうど昨日「バタフライ・エフェクト」ディレクターズカット版ていうのを観まして、
そういやuchi-aさんが記事書いてたなぁ〜と思い出して来てみました。

DVDだと本編と他にエンディングが2つあるんですか?!
本編をまだ観ていないので、やはりDVD借りてみようかな。。
ディレクターズカット版がuchi-aさんの言う「A」と「B」どっちなのかが気になります〜。
ぷちもんち
2006/07/29 22:17
ぷちもんちさん、お久しぶりですね!
DVDのAとBは、特典映像のおまけなので、
あくまで本編ではないですよ。
だから結末はディレクターズカットも一緒なはず。
というか、そうでないと問題です(笑)

なので別にそのAとBの結末は見る必要もないですが、
でも見たら楽しいですよ☆
uchi-a
2006/07/31 22:50

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