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zoom RSS 『大日本人』

<<   作成日時 : 2007/06/12 20:16   >>

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今私が最大注目の映画というか、
まず見なければいけない映画と言ったら、
それは間違いなく、

『パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールドエンド』

なのですが、
なかなかタイミングがなくて見に行けないでいます。
なぜなら、今回の『パイレーツ・・・』を見るに当たって、
最大の問題点があるから。
それは、


「前作のストーリーをほとんど忘れている」


これです。
1作目は大好きで何度も見てますから、
ほとんど流れは覚えているんですが、
前作の2作目に関しては、個人的にちょっと物足りなく思えて、
そのため1回しか見てなかったので、
ほとんどストーリーを忘れてしまっているのです。
だからこの状態のまま見に行くと、とんでもないことになりそうなの気がします。
なので今回はもう一度、TSUTAYAさんに行って2作目を借りてから、
映画館へ走りたいと思っています。
たぶんこういう気持ちの人は多いはず。そう思います。


そういうわけなんで、今回は先に、
ひとまずこちらの映画を見に行って来ました。
そう、今大注目のあの映画です。
松本人志初監督作品


『大日本人』。
画像














見てきましたよ。そりゃ見ますよ。
松本を尊敬し、松本で育った人間としては。
これは義務です。かなり半信半疑でしたけどね。
でも面白い・面白くないなんて問題ではありませんよ。
これは見なければいけない映画なのです。私にとって。
だから見てきましたよ。


ということでさっそくレビューを書きたいんですけど、
ご存知の通りこの映画、
監督の意向で、あまり内容が明らかになっておりません。
なのでこのブログとしても、
極力直接的な内容については触れないでおきたいと思います。
できるだけやんわりと展開していきたいと思います。
なんせね、松本監督の意向なんでね。
あれです、「誰にも言うなよ」って上司に言われたようなもんなんでね。

「君君。この私がかぶっている、
 この人工髪の毛付きの帽子については内緒だぞ。」


みたいに言われたようなもんなんでね。
だから言いませんよ。極力
そうです。極力です。
だからどこかでうっかり言っちゃったりするかもですけどね。
仲の良い同僚には言っちゃうかもしれませんけど。
でも極力言いませんよ。


ということで、「ここがこうで・・・」とかも言えないんで、
もういきなり感想からいきますけども、
一言で言うと、


「ダウンタウン・松本は、ダウンタウン・松本のままだった。」


これだと思います。
いい意味でも悪い意味でも、
「松本の撮った映像だな」といった感じでした。
あえて「映画」ではなく、「映像」と言いましたけどね。


まず、「ヒーローもの」ということは本人も明かしていましたが、
確かに「ヒーローもの」です。
でも切り口が松本なんです。
なんかヒーローの裏側と言うか、
「本当にヒーローが実際存在していたらどうなるか」
ということを、リアルに表現していった感じです。



「ヒーローものって、大きくなって怪獣をやっつけたりして、
とても楽しかったり、ハッピーエンドだったりするけど、
でも実際いたら、そんな都合のいいところだけ切り取ることはできない」



こんな感じのコンセプトでしょうかね。
だから、このヒーローである『大日本人』をめぐって、
周辺でいろんな人間が出てきたり、騒動が起こるわけです。
例えば、大日本人をサポートする人がいたり。バッシングする人がいたり。
商売にしようとする人がいたり・・・。
そしてその中に存在する、『大日本人』という一人のヒーロー(人間)・・・。
このへんが基本的なポイントだと思います。


私も小学生中学年の頃、ウルトラマンとか大好きで、
ウルトラマンとウルトラセブンとウルトラマンタロウは、
再放送やビデオでほとんど見てました。
でも当時から世の中をナナメから見ていた私は、
単純に「かっこいい」とか「強い」とかだけで見てなかったんですね。
例えば、「あらら、こんな街を壊しちゃったりして・・・」とか。
あるいは、「それなら初めから光線出せばいいじゃん」とか。
「意外と残酷だな」とか。そんな感じで見てもいたわけです。
でもそのへんは当然流されちゃうわけです、ストーリー的には。
そこが気になるわけです。私なんかの場合。
おそらく松本も、そんな気持ちでヒーローものを見てきたんだと思いますね。
だからあえてこの機会に、
「そればっかり集めたら面白いんじゃないか」って思ったんじゃないですかね。


その証拠に、昔から松本は、
こういう「ヒーロー」を扱ったコントが好きだったようにも思います。
でも必ずどのヒーローも、グダグダだったり、
マイナス思考だったり、卑しかったり、
完璧なヒーローにはしませんでした。
もちろんお笑いだから、普通のヒーローとして描かないのは当然なんですけどね。
だからそういう意味では、やっぱり『大日本人』みたいなヒーローを描くということは、
あくまで『映画監督』ではありつつも、
基本は『ダウンタウン・松本人志』であるということなんでしょう。
正直、そうじゃない『映画監督・松本人志』の方を個人的に見たかったんですけど、
そのへんはこだわりがあるんじゃないでしょうね。


画像だから、そう考えていくと、
「これが映画と言えるのか」
という疑問も出てきます。
まぁ「どうすれば映画なのか」なんて、
特に決まりはないんですけどね。
でもごくごく一般的な「映画」のイメージとは、
やっぱりちょっと違うとは思いますね。
つまり、


「一般的なヒーローでもなく、一般的な映画でもない。
 でもヒーローものの映画である。」



まとめるとこんな感じでしょうかね。
たぶん「固定されたイメージ」とか、
「お決まりの展開」みたいなのが嫌いなんでしょうね。
これは間違いないと思います。
私が松本を好きなところはここだと思います。


だから松本のコントが好きな人は、
普通に面白い映画だと思います。
松本のコントがつまらないと思ったら、完全にアウトでしょうね。
なので、この映画を見た時、「松本すごい。見直したよ。」とか、
逆に「松本を見損なった・・・」とか、そういうのもない映画だと思いますね。
新たな一面とかはほとんどなかった気がします。
あくまで、「松本が撮った映像」ということだと思います。
面白いんですけどね。爆笑なんですけどね。


なので前に記者会見で松本が言っていた、
「今まで見たことのない映画」という表現は、
松本ファンにとっては少し納得できない部分もあるかなぁとは思いますね。
あくまで、「松本が撮った映像」なので。
昔『ごっつ』のコントでやっていた、
「トカゲのおっさん」とか「正義の見方」とか、
あのへんのエッセンスも随所随所に感じましたからね。
あのへんとスタンスはほぼ変わらないと思います。
あのへんのコントが面白く思えれば、
この映画もきっと面白いと思えるでしょう。


ただ、さっき『「松本を見損なったよ」とかもそんなにない』って言いましたけど、
ひとつ、がっかりした部分もあります。
それは、政治色を感じたこと。
詳しくは言えませんが、後半で結構直接的に世界情勢について表現していました。
それがちょっと私にはがっかりでしたね。
距離を置いてほしかったんで。そういうのからは。


あと、こないだ松本がテレビで、
「本当は映画に出演したくなかった」って言ってましたけど、
(松本本人の出演は、吉本の出資条件だった)、
もしこの映画の主演が松本じゃなかったら、
この映画はまったく違う顔を出すかもしれないなと思いましたね。
うまくハマれば、ものすごい悲劇になったんじゃないかと思います。
そしたら、もっと印象が変わっていたかもしれません。
少なくとも「コントの延長線」みたいにはならなかったかもしれません。
だからもし2作目をまた松本が撮るなら、
今度は絶対、本人が出ないバージョンでお願いしたいですね。
そしたら、いろんなことが見えてくるはずです。


と、いろいろ書きましたけど、
本当は、「あそこのあのギャグが最高!!」とか、
もっと他に言いたことはいっぱいあるんです。
でもそれに触れることって、
もはやオチを言っているのと同じなので、
ここでは口チャックにしたいと思います。
だからやっぱり、これまで松本がストーリーを伏せてきたことは、
正しいことだと思いましたね。
特にこの映画の場合は正しいことだと思います。
ねー、本当はいろいろ言いたいんですけどね。
小ネタも満載ですし。意外な人も出てきますしね。
でもねぇ、言えません。


そんな感じで『大日本人』
すでにご覧になった方はどんな感想を持たれたでしょうかね。
まぁあちらこちらで言われていることではありますが、
「好き嫌いが分かれる」というのは間違いないと思います。
でも少なくとも私は、もう一度見たいと思いました。
なんならDVDもほしいです。
そんな気持ちになる面白い映画でしたね。
簡単に友人にすすめたりはできませんが。


・・・んー、やっぱりうまく感想書けませんでしたねぇ。
むずかしいです、この映画の良さ・悪さを簡潔に表現するのは。
これが限界ですよ。私の文章力では。むー。
でもとりあえず、最後に一言だけ言わせてください。






「これがカンヌに・・・」






それでは。

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火曜日に妹と「大日本人」を見に行きました。 最近、映画づいています。 運よけれ ...続きを見る
SMILEY^^☆日和
2007/06/14 22:23

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
uchi-aさん、お久しぶりです!
私も松本さん大好きで公開後すぐ見に行ったので、このブログで話題にならないか、ワクワクしながら待っていました。

uchi-aさんの言うとおり、友達に簡単にすすめることができる映画ではできないですね・・・。放映終了後、まわりの人の頭の上に、いっぱいはてなマークが浮かんでいて、おもしろかったです。みんな「どう感想を言おう・・・」って感じでした。松本さんをよく知っている人にはおもしろかったかもしれませんが、そうでない人や、外人さんには果たしてこの世界観通じたのでしょうか・・・?

「新しい映画」といえば、そうかもしれませんし、「これは映画ではない」という意見も、わかる気がします。映画って「よくも悪くも、何らかの感情を人に抱かせることができたら、成功だ」という風に言う人もいるので、そういう点では、この映画は大成功なのでしょうね。
ゆう
2007/06/13 00:31
 私の場合見た翌日以降にじわじわと
面白かったかもなぁ、もう1回見たい!という
感情がわいてきた映画でした。
内容が分かったうえで改めて見ると
新たな発見があったりして
つぼにはまって面白そうです^^
最初はだらだら感が若干ありますが
これもわざとそう仕組んだみたいですね。
あずさ
2007/06/14 22:17
はじめまして。「大日本人」見てきました。
映画や文学は、社会の圧力への反抗や皮肉を描いたものが多く、
松本さんも、日本社会の冷たさ・強欲さ・他人への圧迫(ストレス)を
見事に笑いとして描けていました。
最後に、アメリカ人が来て、全てをシステマティックな形式に変えてしまったというのが面白いオチですね。日本のメインテレビ局から、必ずABCやHOLLYWOODの文字、自由の女神といったものが見えるのはどうしてかと考えてみると絶望感が漂います。その絶望も松本さんらしい。

ただねえ、インタビュー見てたら、地に足の着いた反応してたんで良かったんですが、高い芸術のレベルに行く時って、落ち込みやすいんで、気をつけてもらいたいですね。まだまだお茶の間で吠えていてほしいんで。
サッポロ
2007/06/22 01:58
ゆうさん、どうもです!返事遅れてすいません!!
本当に好みが分かれそうですよね〜。
一人で見に行ってよかったかなと思います(笑)

少なくとも外人さんには理解できない気がしますねぇ。
せっかく映画作ったんだから、
もうちょっと映画ってやつに乗っかってみて、
それを壊してくれてもよかったかなぁと思います☆
やっぱり『松本の映画』ということで、
多少なりともハードル高くなっちゃう部分もあるんですけどねぇ。
uchi-a
2007/06/23 22:28
あずささん、トラバ返しありがとうございます!!
ダウンタウンのコントをこれまで何度も繰り返し見ている私としては、
この映画も当然何回か見たいなぁって気分になります。
ただ場面によっては飛ばしますけど(笑)
最初のだらだら感は大好きですね。
あのまま最後まで行ってもらってもよかったくらいです☆
結果的にはフリですけどねぇ。
uchi-a
2007/06/23 22:31
サッポロさん、はじめまして!
そうですねぇ。ただ私としては、
もう少しそのへんの反抗や皮肉みたいなとこを、
うまいこと表現できなかったかなぁって思ってしまいました。
というかむしろそのへんの部分は、
私としてはあまり松本に求めていないところなので、
できれば言って欲しくなかった気持ちもありますね。
特にアメリカの描写なんて、
あまりにも直接的だったんで少しビックリでした。
日本とか日本人とかのレベルじゃなくて、
一人の人間論のまま終わって欲しかったですねぇ。
芸術というよりは、むしろ政治ネタだったかも…。
私もテレビで松ちゃんを見ていたいので、尚更です。
uchi-a
2007/06/23 22:44

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