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zoom RSS 『海の上のピアニスト』

<<   作成日時 : 2004/10/16 02:03   >>

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海の上のピアニスト」について
ウッディ・アレンを紹介した時に、
『世界中がアイ・ラブ・ユー』
でのティム・ロスに一瞬触れましたが、
そんなティム・ロスが主演した映画が
海の上のピアニスト』です。
監督は、『ニュー・シネマ・パラダイス
などでおなじみのジュゼッペ・トルナトーレ。
ジュゼッペ・トルナトーレ…、
おいしいピザを焼いてくれそうな名前です。
アンチョビをうまく使ってくれそうです。

『ニュー・シネマ・パラダイス』は名作として、もはや教科書な扱いになっている作品ですが、
私は『ニュー・シネマ・パラダイス』よりも『海の上のピアニスト』派です。

船員から「1900」と名づけられ、一生を海で過ごした天才ピアニストの話で、
ストーリーとしてはなかなか無理があるのですが、
それがまたまたおとぎ話っぽくてよいです。
リアルな映画も好きですが、せっかく映画なんだし、
多少強引な偶然とか奇跡があってもいいと思います。
かといって、SFもあんまり惹かれませんが。
あそこまでいくと実感があんまり湧かないから。
理想は、「実生活」がベースで、そこに「だったらいいな的な事」が起こってくれるとよいです。
んー、多少病んでいるのかな…。

夏前に、『ビッグ・フィッシュ』を見ました。
悪くはなかったですが、あまりにも「おとぎ話」を押してきている感じがしたので、
私としてはもっとサラッといってほしかったです。
まぁまたしても多分に期待しすぎの感ありですが。
(ラストシーンはいらないかもと思ってみたり。)
主演のイーオンの人(ケツあご)はなかなかよかったでした。

さて、『海の上のピアニスト』ですが、
そういった意味では私のストライクゾーンにうまくはまった感じなのです。
ピアノ対決のタバコのシーンなどは、「いかにも」な感じですが、
あのくらいの演出は映画なんですから、全然あってよいと思います。

ティム・ロス演じる「1900」は、男らしいヒーローといった感じではありませんが、
とりあえずとても素直な人だと思いました。
ここからは映画を見た方でないとよくわからない内容となりますが、
「1900」の生き方・選択について、見た人によっては、

「単に勇気がないだけじゃん」

と思ったりするでしょうが、私は一概にそうだとは思えません。
この映画は、観た人へ、

「こういう生き方もあるんだよ」

という仮説というか、ひとつの提案をしている気がします。別に強制はしていません。
みんな誰しも、「こういう生き方もある」ということを頭の隅でわかっていて、
あまりそういうことを素直に肯定できる人は少ないと思いますが、
その点、「1900」は素直です。
その素直さが、良いことなのか悪いことなのかはよくわかりません。
だからこそ、あのラストシーンなんだと思います。

この映画では、世の中をピアノに例えた印象的なセリフがあります。(少しくさいセリフですが)
なにか社会生活の中で生きる我々への警鐘のようなセリフです。
このセリフにこの映画の言わんとすることが凝縮されています。
ただこの映画は、合う人と合わない人がいるでしょう。
合わない人にとっては理解不能だし、イライラするかも知れません。
見る側の考え方ひとつで、まったく違う様相になりそうです。

ところでこの映画を以前、たしか大晦日にテレビ東京が、
紅白歌合戦の真裏で放送していたことがありました。
私はラ・テ欄を見て、

「は!?なぜ今!?」

とビックリしたものです。

「なぜここで、一年の終わりを「1900」で!?」
これはすごい度胸だと思います。
そして私はそのテレ東の度胸に感激し、紅白をドン無視。
最初から最後まで見てやりましたよ。あのセンスはすばらしい。
テレ東による遠回しの現代社会批判でしょうか。
(あ、途中でMXテレビの伝説の番組・『テレバイダー』も見てました。)

ちなみに同年、NHK教育は、『ムトゥ・踊るマハラジャ』で年越ししてました。
凄まじいです。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
The Legend of 1900
今日は海の上のピアニストです。 豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描いた映画。 彼は1900年にダンス・ホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊で1900と名付けられる。 いちども陸に上がらずに、最後に船を爆破解体するまで残った彼。 トランペット吹きとの友情と、彼の運命を観ているうちにいつしか涙していました。 かれの儚い恋も悲しい物語となって残りました。 この映画、よかったです。ちょっと古いけど、まだなら観て欲しいな。 あらすじはいつものごとく下に。... ...続きを見る
+Diary+
2005/04/12 23:55
今日のDVD
さてさて、本日みたのは『海の上のピアニスト』1900年に石炭工に拾われて陸におりることなく一生を船でおくった男のお話。なんとも、波の荒い日に船の中の物があっちにいったりこっちにきたりしている中をスタスタと歩く姿は妙にカッコよかった(*´∀`*)さらには、そんな船の中でグ& ...続きを見る
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『海の上のピアニスト』
(ストーリー)泣ける映画がみたくて借りてみました。船の上で拾われた赤ちゃんが、生涯を船の上で過ごし。ピアノの才能があることに気がつき船の中でピアノを弾いていくことになる。その彼が1度だけ、陸に降りようと決断した。でも・・・・泣けたのかというと、正直なところ泣くことはで& ...続きを見る
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船上に響き渡りピアノの旋律が心を揺さぶりました。素晴らしい音楽と、そして切ない人生に、幾度も涙を流しました。 ...続きを見る
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