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zoom RSS 『山の郵便配達』

<<   作成日時 : 2005/02/08 13:32   >>

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さてさて先週は、
近所のTSUTAYAがレンタル半額だったので、
ビデオ&DVDを借りてきました。
本当はもっとたくさん借りてきたかったのですが
いろいろ時間がないことがわかり、2本で我慢しました。
今日はその中の1本、
『山の郵便配達』
について書こうと思いますが、
その前に一言、みなさんに言っておかなければならないことがあります。
それは、

私、そのTSUTAYAで、傘を2度盗まれました。

はぁ、すっきり。
これは言っておかないとね。
最近は少々の雨ならささずに、自転車立ちこぎで行く始末です。
尾崎豊の『15の夜』をBGMに。青春です。
ちなみに自転車は盗んだわけではないです。うちの自転車です。

さて、『山の郵便配達』ですが、
私の周りのある映画ファン友達のおすすめ映画で、
このたび見てみることにしました。

80年初頭の中国・湖南省西部。
交通手段がほとんどない山間部で郵便配達をする老人がいた。
長年の仕事による職業病と年齢もあり、彼は周囲のすすめで引退し、仕事を息子に引き継ぐ。
息子は1人で配達できると言うが、父親は息子に同行する。
長い時間をともにすることがなかった父子の、2泊3日の配達の旅がはじまる。


実にゆっくりとした映画。
映像は最初暗い感じに思えますが、
見ていくうちに実に温かさが感じられるようになってきます。

父親と息子というのは、母と娘に比べて心を開かないものですが、
お互い言葉はなくとも、つながっているんだなと感じられる映画です。
特に、川を渡るシーンがあるのですが、ここで私は一番来ました。
あれはとてもいいシーンです。
今まで見た映画の中でも、印象に残るシーンになるかもしれません。

私がこの映画で一番いいと思う点は、

自然は自然のまま。あるものはあるもののまま。

で表現しているところです。
こういう映画をハリウッドが撮ろうとすると、
壮大な音楽と都合のいい展開、
そして恋愛を絡ませて(軽い濡れ場あり)、全体を美しく見せるものですが、
この映画の場合は、そういう美化がありません。
辛い山の郵便配達人という仕事を、単純に辛いことだとして表現しているし、
その中でのある家族の物語をスケッチした感じで、
実にシンプルでまっすぐな映画です。
こういう映画に関しては、映画の手法とかに関して論ずるのはよくないでしょう。
撮り方とか演出とか、そういうものを論じていい映画と悪い映画があると思いますが、
これは間違いなく後者です。

さらに『初恋のきた道』などもそうですが、
中国の自然も映画に大きなスパイスとなっています。
そして出てくる役者も、本当に普通の人っぽい感じ。
お金がかかった映画ばっかり見ている合間に、
こういう映画を見ると落ち着きます。
中国映画の良さでしょうか。そんなに見たことないですが。
時間もちょうどいいんじゃないでしょうか(93分)。

そんなさなか、先週土曜日にフジテレビで、

『アルマゲドン』

をやっていました。
やぁ、面白いです、ある意味。
『山の郵便配達』とのギャップが面白いです。
なんかむしろ、『アルマゲドン』の方が安っぽい映画に見えてくるから不思議です。

スガシカオさんが以前、ミスターチルドレンの『HERO』という曲の歌詞の中の、

♪ダメな映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく〜

という部分について、
「この映画って、『アルマゲドン』のことを言っているのではないかと思う」
とラジオで語っていたのを聞きましたが、納得してしまいます。
この映画と『インディペンデンス・デイ』はまさにそうだと思います。
さらに政治学的視点で見ると、この2つの映画はとても怖い映画です。
なんか最近のアメリカの感じとダブってきますよね。

ああ、こわい。
リブ・タイラーでかいし。


結局、『アルマゲドン』での私が思う唯一の見所は、
スティーブ・ブシェミの壊れっぷりのみかもしれません。

なぜ彼をこのような映画にこういう役で登場させたのかがわかりません。
どんな効果を狙ったのでしょうか。
ただ、

私は好きです。彼。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。TBありがとうございました。
川渡りシーン、良いですよね。私も一番好きな部分です。
「次男坊」も可愛くていい演技してましたね。
http://bika.exblog.jp/
びか
2005/02/08 23:11
トラックバックお返しありがとうございました!
あのシーンは、ベタと言えばベタなシーンですけど、いいですよねぇ。
あのシーンを「ベタベタだよね」の一言で片付けるような人とは、
私はうまくやっていけないおそれがあります(笑)
次男坊もよかったですねぇ。手紙をキャッチ!
また遊びに来てくださいね!
uchi-a
2005/02/08 23:15

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