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zoom RSS 『恋人たち』

<<   作成日時 : 2005/08/05 22:18   >>

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予告どおり、8月3日に、
『ベルヴィル・ランデブー』のDVDを購入してきました!
「ベルヴィル・ランデブー」・・・、
名前からしてオー・フレンチ!!
なぜかジブリから出ているこのDVD、
でも別にジブリ製作でもなんでもないこのアニメ。純フランス産。
本編の方はゆっくり時間がある時に鑑賞するとして、
昨日は特典映像のショメ監督とジブリの高畑勲監督の対談を見ていました。
セリフのない映画、外国人から見た宮崎駿、
映画制作などとても興味深く見させていただきました。
特にこの対談で特に私が印象に残ったのは、
この二人が共に、
「見るものの予想を裏切る」
ということを共通して語っていたこと。
特に高畑監督は、「最近の映画はそういう作品が少なすぎる」と強く言ってました。

このへんって、お笑いとかコメディの発想だと思うんです。
笑いはある意味「裏切り」がベースですから。
だからなんかすごい共感してしまいました。
だいぶアイディアも出尽くしてるでしょうが、
これからもっと「とりあえずやってみました」ぐらいな思い切りのある、
チャレンジングな映画なんかも見てみたいと思います。
国問わず。面白い・面白くない問わず。
相当作りにくいですけどね、今の時代は。

そういう意味で、現在私がはまりはじめている、
1960年代フランスのいわゆる「ヌーベルバーグ」の作品はかなり実験的なようで、
だから私は惹かれるのかも。
そして今日も「ヌーベルバーグ」の一人、ルイ・マル監督作品のレビュー第三弾、
『恋人たち』でございます。

『恋人たち』


1958年の作品。
『死刑台のエレベーター』に続いて、ルイ・マル監督の二作目。
この作品にもジャンヌ・モローが出てます。

54年のフランス・ディジョン。
新聞社主・アンリの妻・ジャンヌ。
変化のない退屈な毎日に嫌気がさして、
友人マギーの紹介で知り合ったラウルと不倫関係になる。
だがラウルに会うため、夫に友人に会うことを口実にパリに通うジャンヌに、
アンリは次第に疑いはじめ、
なにもないのならラウルとマギーを家に招くように、ジャンヌに言う。
パリから家に帰る帰りジャンヌの車は壊れたが、
途中で出会った考古学者・ベルナールに家まで送ってもらい、無事家に到着。
アンリのはからいで、ベルナールも参加した4人の食事会は、
実の夫と不倫相手にはさまれて、
ジャンヌの予想通り、憂鬱なものとなっていった・・・。


『死刑台のエレベーター』もそうですが、
ストーリー自体はものすごく派手な展開があるわけでもないし、
特別画期的な手法もあるわけではないのですが、
全体的にものすごく雰囲気作りがうまいです。
「白黒だから」って言われると言い返せないですが、
それにしてもやっぱり雰囲気いいです。

ジャンヌはという魅力的な女性と、それを取り巻く男たち。
ですがこの映画、設定としては、
描きようによってはコメディにさえできてしまう気がします。
考古学者+1の4人での晩餐」だなんて、完全にコントです。
考古学者役を加トちゃんとかにやってもらったら、きっと相当面白いです。
アンリは板尾とか。

でもそれをこれだけ叙情と哀愁を感じさせる映像にしているのは、
ルイ・マルという監督のセンスだと思います。
まあ、「白黒だから」って言われると言い返せないですが。
「白黒」ってすごいパワーがありますね。
『エド・ウッド』とか「マンハッタン」とかもあえて白黒にしてますけど、
やっぱりなんだかいいです。

この映画のおすすめシーンは、
後半の部分で、朝起きた家の外で、
アンリとラウルとマギーが、ジャンヌを見つめるシーン。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、
あのシーンも私からしてみると、完全にコメディです。
それでいて印象的ではあるのですが、すごく滑稽です。
やっぱりこの監督、
相当なコメディセンスがあると思わずに入られません。
そのへんは『地下鉄のザジ』を見てもわかることなんですけどね。
シニカルです。

あと、ジャンヌがラウルと部屋の前で話をしている時に、
向かいのアンリの部屋の扉がちょっとだけ開いて、
ジャンヌが立ち去る時になって、ゆっくりその扉がしまるという場面があるのですが、
あのシーンもなかなか好きです。
結構ありきたりなアイディアかもしれないですけど、あれはいいです。
現代だとあんな演出はちょっと恥ずかしくてできないと思うので。




それにしても・・・。




アンリとラウル・・・。




これ以上言いますまい。





大人の恋の物語・・・のような雰囲気を漂わせつつ、
よくよく考えると、ジャンヌという女性に男達が翻弄されまくる・・・、
って感じのストーリー。
でもなんとなくおしゃれな気分にさせてくれるのは、
おそらく音楽と白黒映像のスパイス、そしてジャンヌ・モローの表情。
撮り方によって、映画はいくらでもテイストを変えられる物なんだなぁと、
ふと思わずに入られません。

ちなみに個人的に私は、『男はつらいよ』を、
寅さんを「さすらいの一匹狼」みたいに描いて、
ハードボイルドな感じにして、ものすごくかっこよくしてみたいです。
主演は高倉健で。
きっとはまると思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
記事と全然関係無いコメントで失礼しますm(_W_)m
さっき「僕らの音楽」の来週の予告を見てたら
シカオちゃんより裕子姉さんの方がアップだったわよ(笑)
uchi-aさんて 裕子さんの鎖骨か肩が好きだったと記憶してるのですが・・・・・
ろこ
2005/08/06 01:02
ろこさん、コメントどうもです。
こないだのライブの時のゆうこ姉さんは、
鎖骨がセクシーでした。
でもくみ姉さんも好きですよ〜。
ということはファミシュガで登場なんですかね☆
uchi-a
2005/08/06 22:53

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