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zoom RSS お笑いブームの行方。

<<   作成日時 : 2006/03/07 00:24   >>

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画像私は毎週、
爆笑問題のラジオを聴いているんですけど、
先週の放送で、爆笑・太田が、
劇団ひとりが書いた小説、
『陰日向に咲く』についてコメントしていました。
なんでも、


「むちゃくちゃいいよ。あっぱれだね。
俺がここ数年読んだ日本の小説の中ではトップにいくくらい。
あれに直木賞やらなきゃ、日本の文学界はダメだ。誇らしかった。
あっぱれだね。あっぱれ。あっぱれさんま大先生。
読んでいてうれしくなった。」



とのこと。
独自の世界観をもち、
他の芸人とは一線を画している感もある劇団ひとり。
さすがに多彩なようです。
私は基本的に小説は読まないんですが、
今回は珍しく、ちょっと読んでみたいなと思ってます。
でも本屋に行ってちょっと立ち読みしようと思ったら、
全然並んでません。かなり売れている模様。
小力の本はたくさん置いてありましたけど。


さて、いわゆる『お笑いブーム』(第5世代?)などと呼ばれはじめてから、
結構経っている昨今、
とりあえずブームは落ち着いてきましたが、
「終焉」という感じでは、まだまだありませんね。
私が好きだった『お笑いLIVE10』こそ、
音も立てずに消えていきましたけど、
それを除けば頑張っています。
あの番組好きだったんですけどね。残念。
中山秀征のプロボウラー宣言くらい、
なにもなかったように消えていきました。


というわけで今回のブームは、
意外と長続きしているんではないでしょうか。
今回の劇団ひとりの小説出版のように、
いろいろと枝葉も分かれてきてますし。
『ボキャ天』の頃のブームは、
見る見るうちに全体が小さくなっているのがわかりましたが、
でも今回は、ああいう雰囲気とはちょっと違います。
実力者はきっちり残っているし、
新しいのも変わらずいろいろと出てきて、
良い感じで落ち着いてきた感があります。


なぜ今回は長く持続しているのか。


なぜでしょう。
さあ、考えてみてください。
なんなら壁に背中をつけて、逆立ちして考えてもいいですよ。
その勢いでふすまに大穴をあけてもいいですよ。
頭1点倒立で、手は腕組みで考えてください。私が許可します。
でももしあなたのお母さんに、
「ちょっとあなた!うちの息子になに許可してるんですか!
 ふすまに穴が開いちゃったじゃないですか!」

などと言われたら、即刻とぼけますけどね。
まぁ、やりたいならやってください。
「なんなら」です。「なんなら」。









最近の芸人は、スペシャリストになりつつある。







はい、ビックリしましたね。
急に言ってみました。
ストレートにこれが私の見解です。



他にも、
「『ザMANZAI』や『ボキャ天』と違って、
1つの番組からブームがはじまったわけではない。」
「『M-1 GRAND PRIX』などをはじめ、ちゃんとした『大会』がある。」
「波田陽区と安田大サーカスの団長がこっそりと入れ替わっていても、
みんななかなか気づかないことだろう」
など、
いくつか思い当たる原因はあるんですが、
その中で私が思う最大の理由は、
今の芸人さんが持ち始めているその『専門性』です。


言い換えれば、それぞれの『色』というか。
微妙な芸風の差なら『ボキャ天』時代の芸人さんにもありましたが、
今の芸人さんは、さらにそのへんが鮮明になっています。
「こいつといえば、これ」的な。
しかもそれも、「決まり文句」とか「一発芸」とかじゃなくて、
「こだわり」というか「主義」というか、
具体的に言うと、「着眼点」とか「演技力」などの、
そういうもっと深い部分になってきてます。
あるいはもはや「人間性」までいくかも。
それくらいにディープな領域まで、
最近鮮明に表に出ていると思います。


だから一人の芸人さんの名前をあげたりすると、
「あの人って、ここがこうでこうよくて・・・」とか、
そういう議論が簡単にできる感じだと思いますね。


例えばファミレスとかで友達と、
「友近ってさぁ・・・」
って誰かが言いはじめたなら、
ちょっとテレビをよく見る人同士であれば、
「ここがいい」「ここがよくない」みたいに、
それなりに話を長く続けられると思うんです。
ドリンクバーだけで小1時間は粘れるくらいだと思うんです。
「みんな相当な暇な人である」というのが第一条件ですが。


こう考えると、もはや『お笑い』も、
「音楽」とか「映画」とかのような、
そういうアーティスト的なポジションに近づいてきてる気がします。
当然そうなると、見る側の好みも細分化されていきます。
「ヒップホップが好き」とか「ロックが好き」とか、
「浪曲が好き」「小松政夫の『しらけ鳥』が好き」とかそんな感じで、
「シュール系がいい」「リズム系がいい」みたいな、
同じ『お笑い』の中でも、いろいろと専門的にカテゴリー分けされてくるわけです。


こういう傾向って、『ボキャ天』の時にはあまり見られなかったです。
最近はこれが出てきました。
「おぎやはぎが好き?じゃあポイズンガールバンドも好き?」
みたいな。
しかもこういう好みって、
音楽同様、多少の流行はあっても、
基本的にそれぞれに価値があるものなので、
そうなると、逆にタレントを使う側も、
あらゆるニーズに対応する必要が出てくるわけです。
ここです。ここが私が考える、最大のポイントだと思うんですね。うん。



んー、ちょっと自分で言ってても判りづらくなってきました。
わかりやすく『野球』に例えてみましょう。
こういう時は、なんでもかんでも『野球』に例えるとわかりやすくなります。
つまり、


芸人さんやタレントはバッターです。
それで番組サイドがチーム。
そして視聴者やお客さんは、相手ピッチャー。



つまりはこういことです。
勘の良い人ならわかってくれると思います。
それで「最近はそのピッチャーの種類が多種多彩になってきた」ということで、
ただ単に「力VS力の野球」じゃなくなってきてるということです。
するとチームとしては、いろんな選手が必要になってきますから、
それによって、選手が持つさまざまないろんな細かい持ち味も、
評価されるようになってきている、ということですよ。
そうなってくると、もうブームとかはあまり関係なくなってくるわけですね。


わかりますか?わかってくれますか?
大丈夫ですか?ちょっとキョトンとしてたりしますか?
元気でいるか?街には慣れたか?友だちできたか?
今度いつ帰る?



ちなみにこういう芸人さんの『独自性』というか、『色』の表現って、
『ごっつええ感じ』から始まっていると勝手に思うんですけど、
どうでしょうね。
あのコントには作り手の『色』を感じましたし。
いい意味でも悪い意味でも。
ともあれ今後は、より自分の『色』を極めた人が、
生き残るような感じになるでしょうね。
この流れ、基本的には嫌いじゃないです。
でもその反面、家族みんなで笑えるような笑いは減るでしょうねぇ。
最近のネタはかなりマニアックでピンポイントですし。
審査員の西川きよしの前で、
「これはクリリンの分!」って言うような時代ですから。
ちなみにこの記事、アクセス数がすごいです。



ということで、今日はちょっと深くお笑い分析してみました。
最後にひとつ、お笑い関連で「素朴な疑問」があるんですけど、
「♪武勇伝武勇伝・・・」
ってメロディーを聞いて、
関取の武雄山関はどう思ってらっしゃるんでしょうね。
とても気になります。

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小説家その名はひとり
今、私には 気になっている本があります。 それがこちら ← みなさんご存知です ...続きを見る
SMILEY^^☆日和
2006/03/08 21:41
私も陰日向に咲いてみる
以前あるスポーツ紙の書評を読み、そしてuchi-aさんの記事を読んで、どうしても劇団ひとりの「陰日向に咲く」を読みたくなったので、昨日思い切って買いました。 1400円(税抜き)。思い切ったなぁ。 ...続きを見る
テクニカルタイムアウト
2006/03/10 00:01

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
久々にコメント書かせて頂きます!
劇団ひとりの小説は、佐藤が好きな恩田陸氏も絶賛の作品のようで、ちょっと気になりますね〜。
本屋でパラパラッと立ち読みしたんですが、ん?って感じもしましたがどうなんでしょうか。気になります。
お笑いについての鋭い分析、そうか、確かに個々の色で勝負な世界ですね〜。
佐藤
2006/03/07 07:49
ひとりさんの小説は、水道橋博士が自身のブログの中でも絶賛されていて、思わずひとりさんに電話したとかなんとか。私の近所の本屋では平積みで置かれていて本当に買いたいのですが、買いたい本が他にも一杯あり、暫く辛抱しようと思っています。
私もちょっと手に取って見たのですが、ああいう細かい心理描写をした小説は好きなんで、かなり買いたくてウズウズしてるんですけどね。もうちょっと安ければ、衝動買いするのになぁ、という感じです。
Roimi
2006/03/07 18:34
 太田さんも絶賛していたんですね〜
でも期待しすぎは禁物かも。
私はあまり期待しないで
読んでみたいなと思っています。^^
お笑いLIVE10は、本当に風のように
過ぎ去っていきましたね。
やはり無理があったのでしょうか。。
あずさ
2006/03/08 21:55
こんばんは。
僕はuchi-aさんの記事の影響を70%受けて、今日買いに行きました。
まだ途中(66ページ5行目)なんですが、・・・面白いです。
哀しい男の妄想っぷりが見事に描写されています。
まさか電車の中で我慢してもにやけてしまうくらいオモロイとは思いませんでした。劇団ひとり、かなり見直しましたねぇ。
1400円(税抜き)・・・高かったけど、なかなかいいですよ。今のところ。読み終わったら、貸し出しましょうか(笑)。
パスカ
2006/03/09 01:43
佐藤さん、久々コメントどうもです!
恩田睦さんの話も、太田さんはラジオでたまにしますね。
相変わらず、ひとりの本をどこにも見かけません。
uchi-a
2006/03/09 14:56
Roimiさん、どうもです!
博士がそう言うなら相当ですね(笑)
細かい心理描写、気になる!
相当細かそうですもんねぇ。
uchi-a
2006/03/09 15:02
あずささん、コメント・トラバどうもです!
そうですね、ハードルあげるのはよくないです☆
LIVE10、むしろあの撮って出し感がよかったのになぁ。
もったいない…。
そういえばホリエモンも出てましたね。あれ。
uchi-a
2006/03/09 15:12
パスカさん、どうもです!
お、買ったのですか!!そして面白いのですか!!
ああ、お借りしたい、近所に住んでいたら…。
頑張って買ってみましょうかねぇ。
uchi-a
2006/03/09 15:16

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