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zoom RSS 『イルマーレ』・・・(韓国の方)

<<   作成日時 : 2006/11/02 17:41   >>

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画像久々に映画の話です。
今回見た映画は、、『イルマーレ。
つい前に『湘南』をつけたくなってしまうタイトルですが、
昨日DVDで見ました。


この『イルマーレ』、韓国の映画なのですが、
最近では、サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスのハリウッド版が公開され、
微妙に話題ですよね。
「旋風」とまではいきませんが、そこそこ人気です。
かと言って、「微風」までのそこそこ加減ではないですが。
扇風機で例えるなら、「中」くらいの風が吹いています。


この作品、私はずっと前から興味を持っていたんですが、
なかなか借りるところまで行きませんでした。
毎度毎度、ツタヤで「一人なにを借りようか会議」を脳内で行っている時、
たいていノミネートはされるものの、
いつも次点とかで落ちていました。
しかしこのたび、そのハリウッド版の公開もあって、
「よし見てみよう!」と決心し、借りました。
でも最近はハリウッド版の影響か、全部貸し出してちゃってたんで、
今回ようやく借りれたといった感じでした。


まったく、ハリウッド版今やってるからって、
条件反射的に韓国版も見てやろうなんて、
単純な奴ばっかだなぁ、この日本って国は!
少しは自分の意志を持て、意志を!





(はい、ここツッコミどころですよ。みなさんご自由に、
 好きな言葉でつっこんでください。)



ということでレビューを書きますが、
その前に今回は、後半ちょっとネタバレギリギリでお送りしたいと思います。
なんせ言いたいことがあるんで、特にラストシーンについて。
詳細はもちろん言わないようにしますけど、
とにかく最後は、「????????」って感じになるんです。
おそらくこの映画をすでに見た方は、
事情はおわかりだと思うんですが、
そのへんを今回はですね、
小学生の時に木の枝とかを使って友達と砂場でやった『棒倒し』のごとく、
確信ギリギリをついた感じで、触れて行きたいと思います。
ギリギリで倒さないように行きたいと思います。


1997年、建築学を専攻する青年ソンヒョは、
海辺の新築の一軒屋に引っ越し、その家に『イルマーレ』と名前をつける。
その夜、郵便受けに手紙が入っていた。
それは前の住人だと名乗る女性ウンジュからの手紙だった。
内容は、『イルマーレ』に関する新たな住人へのメッセージ。
さらにその手紙の日付は1999年で、
自分がつけたばかりの家の名前を知っていて、彼は不思議に思う。
その後ウンジュの手紙に、「○月○日に大雪が降る」と書かれると、
その日に本当に天気は大雪。
こうして2人は、2人の間に2年の時間差があることを知る。
その後2人は郵便受けを通じて文通を始めるのだったが・・・。



というようにこのお話は、時間を越えて文通するという、
タイムスリップ気味なストーリーなわけです。
しかしこの手のストーリーとうのは、どうしても矛盾が生まれてしまうもの。
必ずどこかにおかしなところが出てきてしまいます。
そしてこの映画も、最終的にわけがわからない方へ行ってしまいます。
その究極がラストシーンなわけなんですが、
ひとまず先に、それまでの展開について軽く触れます。


主演は、『猟奇的な彼女』でおなじみのチョン・ジヒョン
前にもどこかで書きましたが、私はこの人が結構好きです。
そもそも私がこの『イルマーレ』に最初に興味を持ったのは、
チョン・ジヒョンが出ているからに他なりません。
で、今回のチョン・ジヒョンですが、とてもよかったです。
この人の良さは、普通の女の子感が常に漂っているところ。
普通に笑うし、泣くし、普通にわがままだしといった感じで、
一般人からしたら、見ていてとっても気持ちを入れやすい女優さんだと思いますね。


ストーリーの最大のポイントは、
お互い文通によってその存在に興味を持っていくんだけど、
2人にはどうしようもない2年という時間差があるというところ。
会いたくても会えないわけです。
相手チームもブロックできないわけです。2年も時間差されたら。
世界バレーギャグですけども。世界バレーギャグ炸裂ですけども。
ともかく会えないわけです、2年前の彼と、2年後の彼女は。


そしてそのために、ポイントになるのが、
「いろいろとコントロールできるのは2年後の彼女の方」、という点で、
基本的には2年前の男の方が、
2年後の女の方に翻弄されてる展開ではあると思います。
見終わった後に冷静に見ればですけどね。
見ている間はそんなことは思わないんで大丈夫ですよ。
ドキドキしながらせつないファンタジーの世界に入れると思います。


それで次第に2人は手紙だけでなく、
郵便受けを使ってプレゼントを贈りあったりするんですが、
特にせつないのが、彼が2年前の彼女と遭遇する場面
2年後の彼女が彼に、
「この日に私は駅のベンチにカセットレコーダーを忘れたから、
この日に駅に行けば私に会えるかも」
って言って、
彼は言われた通りに駅に行くんですが、
いざ遭遇しても、当時の彼女は当然彼の存在は知らないわけで、
結局話をすることができません。
その後も、彼は何度か駅で彼女を見ますが、
見ているだけだったり、近づいても「?」という顔をされたりと、
このへんはとってもせつないです。


このあたりはなかなかいい感じの展開でした。
「きゅー」っとなりました。音で表すなら。
というかこの映画、基本的にはとってもいい映画なんです。
落ち着いた雰囲気とせつない感じもいいし、
アイディアも面白くて、とてもいいんです。



ただ!!



・・・とにかくラストシーンが。
最後が「????」なんです。



このラストシーンですが、
なんて言うんでしょうか、「今までなんだったの?」的な感じというか、
その前にそもそも私はしばらく事情がわかりませんでした。
なぜああなったのか。なぜこのラストが成立するのか。
それでいろいろ考えてそれなりの結論は出したんですが、
どうにも納得いきませんです。
でも展開そのものとしては、ああいう展開もありだとは思いますよ。普通に考えて。
ただあまりにも「じゃあ、今まではなんだったの?」感が強すぎるラストでした。
「そりゃないよ」って感じです。


この「今までなんだったの?」感は、別にストーリー展開の話じゃなくて、
むしろ映画全体に漂っている雰囲気の話なんですが。
どうもあのラストシーンだけ宙に浮いているんです。
なんとかならなかったんでしょうかねぇ。
結構いろんなレビューサイトとか見てみても、
やっぱりこのラストシーンについて多く語られています。
どうすればよかったんでしょうかね。
確かにあのまま終わると、ちょっと救われない感じのままで悲しすぎるんで、
あの展開そのものはそんなに否定しないんですけどね。
ただちょっとそれまでの映画の雰囲気とは合わないラストでした。


で、これは私の意見ですけど、
たぶんそれまでの雰囲気が、良くできすぎてたんじゃないかと思いますね。
あまりにもそれまで、きれいにさらっと流れるように行ってましたから。
タイムスリップものにしてはすごく緩やかで重い感じで、
それがすごくよかったんです。
しかしあのラストは、そんな展開の結末としては、
ちょっと雰囲気が軽すぎるんです。もっとすごいことだと思うんで、あのラストは。
なので逆に言えば、もしそれまでの展開がそんな感じじゃなくて、
もう少し軽いお話だったなら、あのラストでも許せた気がしますね。
極端な話、コメディタッチの映画とかだったなら、
あのラストで充分だった気がします。


だから私個人としては、
もっとファンタジーファンタジーした、
劇的で壮大なラストでもよかったんじゃないか、と思ってます。
なんならCGでも使って。こてこてのラストで。
もっともっと取ってつけたような展開で。
例えば・・・、あ、ここからネタバレなんで、
この後の赤字の部分は、見た人だけ読んでくださいね。
見てない人で見たいと思っている人は、見た後に読んでください。



えー、例えばですよ。


チョン・ジヒョンが郵便受けにあの手紙を入れた瞬間に、
空とかがすんごいことになって、
「歴史が変わりました!」みたいにして、
それで『イルマーレ』が消えちゃうとか。

で、『イルマーレ』の看板のところ、
なんか彼からの置き手紙かなんか貼ってあって、
「家で待ってる」みたいなこと書いてあって。

そんでそのまま彼女が、例の建設中の家のところにまた行くと、
そこに彼がヘルメットかぶっていて、それで、

「来てくれたんだね。ずっと待ってた。一緒に住もう。
ここが新しい2人の『イルマーレ』だ。」

みたいな。




・・・まぁ気が狂いそうになるくらいくっさい展開なわけですけど、
でもそんくらいの超くさいラストにでもしないと、
この話は収集がつかないと思います。
別に悲劇のまま終わらせたい人なら、
あのラストシーン抜きで考えていいと思いますけど。
もしハッピーエンドが良いなら、こんくらいしないとダメな気がします。
これでもかなりストーリー的な矛盾はありますけど。
ひとまずあのラストでは、『どっちもどっちなラスト』でもありますから。


ということで、最終的にはネタバレ気味になりましたが、
まぁ別に赤字のところを、
ストーリーを知らない人が読んでもよくわからないだろうとは思うんで、
別に赤字を読んでくれても大丈夫な気はします。
ギリギリでは倒れてないとは思います。かなりナナメってますけど。
まぁできるだけフレッシュな状態で観たい方は、
見た後に赤字の私の意見を読んで頂けたらと思います。
ってな感じでしたが、それでも大部分はいい映画だと思います。
「そしてラストシーンって大事だな」、と改めて思いました。





ちなみに一番わかりやすくててっとりばやい展開はですね、


『郵便受けを男が大きく作り直して、
その中に自らエスパー伊東よろしく入って、
それをチョン・ジヒョンが開けて、そこで男がひとこと、
「はい〜」



これだと思いますね。
酷評しますけどね。もしそんなラストだったら。


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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
私は公開中に渋谷の映画館で一人で見ました。
その頃、韓流ブームなんて無かったから、劇場はがらがらだったよ。
で、感想はと言ったら・・なんだか微妙だったよねえ。
だからハリウッド版ができた時に、びっくりしたよ。
さおり
2006/11/03 10:58
さおりさん、どうも。
この映画、最後の最後まではとても私好みの映画でした(笑)
しかし、そもそもなんで見たんだい??意外。
uchi-a
2006/11/07 21:23
この映画を1人で私が1人で映画館に観にいったのは、病んでたとしか言えないよね。
意外でしょ。
さおり
2006/11/18 11:49

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